日本共産党と対峙する国際勝共連合 - 渡辺芳雄副会長 竹ノ塚駅演説 2022/11/02

国際勝共連合・渡辺芳雄副会長は、2022年11月2日、竹ノ塚駅(東京都足立区)駅頭で「我々は勝共を貫徹する!」と題した街頭演説

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約半年ぶりで、安倍元首相暗殺(2022年7月)後の活動再開を宣言。容疑者が同連合や家庭連合への恨みを動機に挙げたことを深刻に受け止め謝罪しつつ、安倍の「美しい日本・強い日本」の理念継承を強調。日本は内外で戦後最大の危機に直面し、信教の自由や民主主義が脅かされ、安全保障環境も悪化。共産党志位和夫が「最終戦争」を宣言し、旧統一教会攻撃を強める中、共産党の暴力革命史を批判し対決姿勢を示す。台湾有事を日本有事と位置づけ、中国の軍事行動や人事刷新を警告。トマホーク導入など早急な対応を求め、共産党の策動に乗らず岸田政権支援を訴える。国民啓蒙運動強化を誓い、協力を呼びかけた。

以下は、提供された文書(国際勝共連合の渡辺芳雄による街頭演説)の詳細な要約です。演説の各主要部分を項目ごとに整理し、内容を簡潔かつ具体的にまとめました。
1. 演説の目的
  • 目的: 安倍元首相の暗殺(2022年7月)を契機に活動を控えていたが、国葬後40日を経て再出発を決意。安倍氏の「美しい日本・強い日本」の理念を継承し、活動強化を訴える。
2. 安倍元首相暗殺への対応
  • 事件の影響: 容疑者が家庭連合(旧統一教会)や友好団体である国際勝共連合への恨みを動機に挙げたことを深刻に受け止め。
  • 謝罪と決意: 道義的責任を感じ、国民や関係者に心から謝罪。一方で、安倍氏の遺志を継ぎ、活動を再開する覚悟を示す。
3. 日本が直面する危機
  • 国内の危機:
    • 信教の自由や宗教団体の政治活動への干渉・圧迫が進行し、民主主義の基盤が崩れつつある。
    • 統一教会問題が現政権の足を引っ張り、政治的混乱を招いている。
  • 国際的危機:
    • 日本周辺の安全保障環境が戦後最大級の危機。中国の台湾政策や軍事行動が脅威に。
4. 日本共産党への批判
  • 志位和夫の発言: 2022年10月26日または27日、志位委員長が田原総一朗との対談で旧統一教会国際勝共連合との「最終戦争」を宣言。「とことんやる」と発言。
  • 共産党の策動: 安倍暗殺事件に乗じ、過去の恨みを理由に両団体を攻撃。メディアや政治全体を巻き込む印象操作を非難。
  • 共産党の歴史: 1922年の創立時、ソ連の日本支部として暴力革命を展開。1950年代の武装闘争や破壊活動防止法の対象団体である事実を指摘し、過去を隠す姿勢を批判。
  • 対決姿勢: 共産党の宣戦布告に対し、国際勝共連合は「堂々と受けて立つ」と宣言。「とことんやろう」と志位氏に挑戦。
6. 安全保障環境の深刻化
  • 台湾有事:
  • 中国の人事: 10月23日の中共中央委員会で、習近平側近のみが常務委員に選出。李克強・汪洋・胡春華ら改革派が排除され、台湾奪回を優先する体制に。
  • 米国の警告: ブリンケン国務長官やギルディ作戦部長が「年内」に中国の軍事行動の可能性を指摘。
7. 日本の対応不足と提案
  • 準備不足: 台湾有事への日米共同指令部が未設置。射程1,000km以上のミサイルも不足。
  • 対策: トマホークミサイル(射程1,300km)の早期導入を主張。2026年の国産計画では間に合わない。
  • 政権支援: 旧統一教会問題で停滞する政府を批判せず、岸田政権を支え安全保障と景気対策を進めるべき。
8. 国民への呼びかけ
  • 共産党への警戒: 日本共産党の策動に乗らず、各政党が団結して国と国民を守るべき。
  • 国民運動: 「美しく強い日本」を目指し、国民啓蒙運動を強化。社会問題とされる団体にならない努力を約束。
  • 決意表明: 安倍氏逝去から4か月、国民の声を受け止め、活動を継続・強化すると誓う。
9. 結び
  • 公的立場から関係を切られたが、国民啓蒙運動は継続可能。協力と理解を求め、演説を締めくくる。

総括
渡辺氏は、安倍元首相暗殺を契機に活動を再開し、日本共産党への対抗姿勢を明確化。国内の民主主義危機と国際的な安全保障脅威を訴え、国民や政権に団結と行動を促した。演説は危機感を煽りつつ、国際勝共連合の存在意義を強調。