米キャロライン・レビット報道官 記者会見 トランプ大統領議会演説後 2025/03/05
トランプ政権は経済、移民、薬物、外交で大胆な改革を進め、国民支持を背景に民主党とメディアの反対を批判。関税やエネルギー政策で短期的な混乱を認めつつ、長期的繁栄を約束。会見は具体的な成果と対立を強調し、詳細な数値や計画は一部保留。
以下、詳細
冒頭声明
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国民への訴え: トランプは率直に経済状況を説明し、支援が近いと強調。演説では、ロシアに拘束されたマーク・フォーグル解放、女性スポーツへの男性参加反対を訴えたペイトン・マクナブ、殺害されたラケン・ライリーの家族へのライリー法署名、ジョセリン・ヌンガイを記念するテキサス自然保護区改名、脳がんの13歳DJダニエルを名誉シークレットサービスに任命、アフガン撤退時の攻撃犯ムハンマド・シャリフ・フラ拘束を発表。
記者との質疑応答
メアリー・マーガレット(Daily Wire)
ゲイブ
ピーター
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ドレスコード: ゼレンスキーがスーツ未着で批判されたが、マスクは着用。報道官はトランプがマスクのスーツを気に入ったと軽く回答。
ウェンディ
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関税の影響: トランプが認めた「一時的な混乱」で、平均的な家庭の追加負担額を質問。報道官は具体的な金額(円換算含む)は示さず、バイデン政権のインフレ(3%超継続)を批判。エネルギー開放や税制改革でコスト削減を目指すと強調。
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株価と関税: 株市場が関税を嫌う中、トランプが重視する理由を質問。報道官は関税が雇用と歳入を生み、ウォール街とメインストリート双方に利益をもたらすと主張。
モニカ
リンジー
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中国の反応: 中国が関税を「戦争」と呼び、フェンタニル問題解決に無益と反論。報道官は国防長官が米国防衛を強調し、トランプの対中強硬策(初任期で数千億円の関税)を支持。
レイチェル
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価格上昇期間: Target CEOが果物などの値上がりを予測。報道官は期間を明示せず、バイデン政権の経済失策を非難し、トランプの努力を強調。
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卵の関税: カナダからの卵輸入(4300万ドル、約65億円)に免除を質問。報道官は農務長官が供給増とコスト減に取り組むと回答。
ジョーダン
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ゼレンスキー対応: ゼレンスキーがバイデンにも同様の態度だったか質問。報道官はバイデンも苛立ちを示したと報道を引用し、交渉進展を注視。
ケイトリン
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自動車免除の理由: 1か月免除の根拠を質問。報道官は4月2日適用を前提に、生産の米国移転を促すと回答。
ダシャ
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カナダの「知事」発言: トランプがトルドーを「知事」と呼ぶ意図を質問。報道官はカナダの51州化で関税と税負担が減ると主張。
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経済の見通し: 状況が悪化する可能性を質問。報道官はトランプが現実的に対応し、エネルギーと経済改革で改善を目指すと強調。
スティーブン
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報道制限批判: 前報道官が新プール制を「北朝鮮的」と批判。報道官はバイデン政権の不透明さを非難し、トランプの質問対応を強調。