浜田聡議員が語る『梶栗正義氏のインタビュー記事』-『文藝春秋』2025年4月号から見える政治と旧統一教会の真相

浜田聡議員が語る『梶栗正義氏のインタビュー記事』-『文藝春秋』2025年4月号から見える政治と旧統一教会の真相

 

  1. インタビュー記事の概要
    • 文藝春秋』2025年4月号に、ジャーナリスト石戸諭氏による梶栗正義氏へのインタビューが掲載。
    • 統一協会とその関連団体(家庭連合、国際勝共連合、UPFなど)の政治との関わりが焦点。
    • 安倍晋三元首相が2021年にUPFのイベントでビデオメッセージを寄せたことが、2022年の殺害事件の動機に繋がったとされる経緯が詳述されている。
    • 梶栗氏は、安倍氏との関係は長年の信頼に基づくもので、報酬の支払いはなかったと説明。また、他の首相経験者(例:鳩山由紀夫氏)にもアプローチしたことを明かした。
  2. 統一協会と政治の関係
    • 自民党立憲民主党など、複数の政治家が旧統一協会関連団体と接点を持っていたことが言及される。
    • 例として、立憲民主党野田佳彦代表が過去に選挙応援を受けていたが、現在は批判的立場を取っていることが指摘される。
    • 安倍氏は家族の忠告もあり、協会と一定の距離を保っていたとする記述が2006年の有田芳生氏のブログにあった。
  3. 解散命令請求と浜田議員の関わり
    • 統一協会は2023年に日本政府から解散命令を請求され、現在東京地裁で審理中。2025年1月時点で非公開審理が終了し、最高裁の判断が近く出る見込み。
    • 浜田議員は、国際勝共連合から相談を受け、解散命令請求に関する質問主意書を提出した経験を語る。岸田政権が従来の解釈を変更し、民法不法行為を根拠に請求した点に疑問を呈している。
  4. 浜田議員と旧統一協会の関係
    • 浜田議員は、旧統一協会関連の会合に複数回参加したことを認め、特に反共産主義の立場から協力関係があると説明。
    • 例として、2024年に家庭連合や国際勝共連合から招待を受け、勝共決起大会に参加したエピソードを紹介。
    • また、信者数千人が拉致監禁された問題に関し、立憲民主党と関係が深い「脱会屋」への批判から、協会側と情報交換を行っていると述べる。