家庭連合(旧統一教会)信者への拉致監禁「犯罪ビジネス」が、解散命令を機に再び火を噴いた。有田芳生氏は2025年4月3日、『週刊文春』掲載予定の原稿で「石井謙一郎と小誌取材班。1992年以降は『有田芳生と本誌取材班』で、その中心が石井さんだった」と記した。この一文が、過去の取材活動と拉致監禁事件の深い結びつきを暴露し、日本史上最大の人権侵害・詐欺事件の闇を浮かび上がらせた。被害者4300人、被害額数百億円に及ぶこの「犯罪ビジネス」を、『週刊文春』が報じない裏側に迫る。
明日の「週刊文春」。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2025年4月2日
「石井謙一郎と小誌取材班」の原稿です。
1992年以降は「有田芳生と本誌取材班」で、その取材班の中心が石井さんでした。 https://t.co/UWokdV6KR4 pic.twitter.com/0UFOPmKqHG
小出浩久は1992年6月、実家で親戚約20名に囲まれ、ワンボックスカーに押し込まれて新潟のマンションに拉致監禁された。2年間にわたり、宮村峻らによる強制脱会工作が続いた。小出氏の書籍によれば、宮村峻が有田芳生と『週刊文春』記者に連絡を取り、「取材に行ってもいいか」と確認した上で現場に招いた。有田は「1年間も閉じ込められてよく耐えていられましたね」と発言したが、監禁の詳細には一切触れず、家庭連合関連の医療行為に質問を集中させた。小出は「有田は拉致監禁を知っていて、素晴らしいやり方と思っている」と断じる。宮村峻が主導した監禁を有田が黙認し、取材を通じて正当化に加担したとすれば、拉致監禁幇助の疑いは免れない。
山崎浩子もまた、拉致監禁の被害者だ。彼女は「姉たちが拉致監禁するなんて」と書籍で告白した。、驚くべきことに、有田芳生は「いまだから言うが、私は山崎浩子さんが姿を隠してからの動静をすべて知っていた」と豪語する。この発言は、山崎の拉致監禁が実行される過程を有田が把握していたことを意味する。国際弁護士が指摘するように、「全てを知っている」と公言する有田に拉致監禁幇助の疑いが浮上するのは当然だ。

立憲民主党が犯罪者をレクに招聘
立憲民主党の関与も見逃せない。2022年8月18日、同党の旧統一教会被害対策本部第7回会合が国会内で開催され、宮村峻が招かれた。本部長の西村智奈美衆院議員と特別参与の有田芳生が同席し、宮村は「多くの信者の脱会に力を尽くしてきた」と自賛した。しかし、宮村は2015年9月29日、最高裁で後藤徹氏への拉致監禁(12年5ヶ月)で敗訴し、1100万円の損害賠償を命じられている犯罪者だ(平成26年ネ第1143号)。2024年5月13日、行政監視委員会で浜田聡議員が「立憲民主党は重く受け止めるべき」と批判したが、同党は沈黙を貫く。犯罪者を国会に招き、拉致監禁を正当化する姿勢は、党ぐるみの「犯罪ビジネス」黙認を疑わせる。
被害額数百億円、日本史上最大の人権侵害・詐欺事件
拉致監禁「犯罪ビジネス」は、家庭連合信者4300人を標的にした日本史上最大の人権侵害だ。被害者は監禁中に自殺、レイプ、PTSDを経験し、家族を騙して高額な脱会費用を徴収する詐欺的手法が横行した。被害額は数百億円に及び、宮村峻や全国弁連がその中枢を担った。小出浩久の著書『人さらいからの脱出』は、この非道な実態を告発する。対して、『週刊文春』やTBS『報道特集』は拉致監禁を知りながら報じず、有田芳生や全国弁連の紀藤正樹、山口広らは黙殺を続けた。この隠蔽がなければ、4300人の苦しみは防げた可能性がある。
有田の暴露と『週刊文春』の裏側
有田芳生が『週刊文春』で過去の取材を振り返る今回の記事は、解散命令で拉致監禁が再注目される中での自己弁護か、それとも意図せぬ暴露か。文科省の解散命令資料に被害者陳述書が含まれ、宮村峻らの犯罪が裏付けられた今、有田の関与は隠しきれなくなった。『週刊文春』が報じない「裏・文春砲」は、有田、宮村峻らが結託し、数百億円規模にも及ぶ「犯罪ビジネス詐欺事件」を隠してきた構図だ。
非難と真相解明の必要性
