鈴木エイトの旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関連発言は、訴訟敗訴、竹田恒泰との論争、テレビメディア(日本テレビ、TBS、読売テレビ「ミヤネ屋」、TBS「報道特集」)の偏向報道、SNSの台頭、スポンサー離れを引き起こした。
全国拉致監禁・強制改宗被害者の会がTBSに抗議した事件、約4300人の家庭連合信者への拉致監禁を隠蔽する「報道テロ」は、反統一教会による「拉致監禁ビジネス」の実態を覆い隠した。SNSがテレビを圧倒し、テレビが終焉を迎える理由と拉致監禁報道の隠蔽を分析する。

1. 鈴木エイトの訴訟敗訴:判決文
産経新聞によると、家庭連合信者の後藤徹氏が、鈴木エイトの発言で名誉を傷つけられたとして1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は2025年1月31日、鈴木に11万円の賠償を命じた。鈴木が「ミヤネ屋」やXで、後藤の「拉致監禁」被害(2015年東京高裁で2200万円賠償確定)を「ひきこもり」と表現したことが問題。裁判所は、鈴木が監禁事実を知り得た状況で「相当の理由がない」と判断。
判決文は、2015年東京高裁の判決を基に鈴木の5つの発言を評価:
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発言②(2015年、やや日刊カルト新聞):「12年間の引きこもり生活」。2015年判決後で真実相当性なく、名誉毀損成立。
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発言③(2022年、ミヤネ屋):「ほぼ引きこもり状態」。同上、名誉毀損成立。
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発言④(2023年、シンポジウム):「どうでもよい」。社会的評価低下なし、名誉毴損不成立。
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発言⑤(2023年、Xポスト):「被害者面でアピール」。同上、名誉毴損不成立。
家庭連合信者約4300人が拉致監禁・拷問を受けた。反統一教会による家庭連合父兄を騙す「犯罪ビジネス詐欺」が、脱会屋らによって組織的に行われた。後藤徹の著書『死闘』(創藝社、2025年)は、1995年から2008年までの12年5ヶ月間の監禁、体重45kgへの激減、1億円超の脱会費用を記録。2015年最高裁勝訴で宮村に1100万円、松永に440万円の賠償が確定。全国弁連は拉致監禁を「保護説得」と正当化し、紀藤正樹弁護士は「ミヤネ屋」で12年5ヶ月の監禁を「過失」と矮小化。
2022年7月8日の安倍晋三元首相暗殺事件後、メディアは山上徹也の動機を「家庭連合への恨み」に単純化。ジャーナリスト米本和広(『我らの不快な隣人』著者)は、山上が事件前日に手紙を送ったルポライター米本和広氏は、山上が拉致監禁問題への関心を示したと明かすが、奈良県警と読売新聞グループは米本のブログを米本自身が「家庭連合信者への拉致監禁を辞めさることがブログの設立目的」だと述べているにも関わらず、「統一教会を批判するブログ」と誤報(読売新聞、2022年7月17日)。朝日新聞、MBSが拡散し、警備不備隠蔽と家庭連合への責任転嫁が疑われる。この「報道テロ」は、拉致監禁ビジネスの実態を隠蔽し、家庭連合をスケープゴート化した。全国弁連は家族を煽り高額な脱会説得を請け負う「犯罪ビジネス」に関与し、宮村や松永は職業的脱会屋として暗躍。有田芳生は宮村を立憲民主党のレクに招聘し、拉致監禁を黙認。
3. TBSへの抗議
家庭連合情報(2022年9月6日)によると、全国拉致監禁・強制改宗被害者の会(代表:後藤徹)は、2022年9月1日、TBS「NEWS DIG」の「報道特集」(8月27日放送)に抗議文を提出。後藤は、元家庭連合信者と称する5名のうち「洋子」(後藤の兄嫁)が、12年5ヶ月の拉致監禁・脱会強要の加害者であると指摘。加害者を被害者として扱ったキャスティングを批判。TBSは抗議を拒否(世界 BRA日報、2022年10月6日)。この事件は、鈴木の「ひきこもり」発言問題と連動し、テレビが拉致監禁ビジネス報道を隠蔽する姿勢を象徴。
4. 竹田恒泰との論争と鈴木エイトの報道姿勢
鈴木エイトは旧統一教会問題で注目を集めたが、読売テレビ「そこまで言って委員会」での竹田恒泰との対立で資質に疑問が生じた。
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作文の実力不足:「やや日韓カルト新聞」(2021年9月12日)で、安倍やトランプのビデオメッセージを「リモート演説」と誤記。基礎知識欠如が露呈。
読売テレビ「ミヤネ屋」
日本テレビの捏造問題
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スポンサー離れ:「有吉の壁」(2024年4月16日放送)でスポンサーが13社から4社に激減。ACジャパンCM多発、フジテレビの未成年飲酒騒動が間接的要因。
6. スポンサー離れの背景
スポンサー離れは以下の要因で進行。
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フジテレビの騒動:2024年の未成年飲酒問題や旧ジャニーズ関連スキャンダルがテレビ業界への不信感を増幅。フジテレビのスポンサー返金対応が他局にも圧力を与えた。
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人権デューディリジェンス:サントリー元社長・新浪剛史が旧ジャニーズ問題でCM引き上げを表明。マクドナルド、モスバーガーが追随、テレビCMが縮小。
SNSの勝利:
テレビの終焉:
