カルト度チェック「ディプログラミング組織」“極めて深刻” - 日本脱カルト協会元理事・現理事のカルト度評価(中川TVチャンネルを視聴して)

 

1. ディプログラミングネットワークのカルト度チェック：265点の深刻さ
中川TVチャンネル（Xユーザー：TKMT氏）によると、ディプログラミングネットワークをJSCPRチェックリストで評価した結果、総合計265点を記録。カテゴリ別内訳は：
  • Ⅰ 入会の自由：38点（非常に不健康：31点以上）
  • Ⅱ 信教・思想の自由：28点（非常に不健康：21点以上）
  • Ⅲ 通信・居住の自由：21点（非常に不健康：15点以上）
  • Ⅳ 性・子供の権利：20点（不健康：16～20点）
  • Ⅴ 健康・文化生活の権利：37点（非常に不健康：36点以上）
  • Ⅵ 民主教育：22点（非常に不健康：21点以上）
  • Ⅶ 組織の民主制：44点（非常に不健康：35点以上）
  • Ⅷ プライバシー：16点（非常に不健康：13点以上）
  • Ⅸ その他の人権：39点（非常に不健康：35点以上）
深刻さ：
  • 極めて危険：265点は「非常に不健康」の基準（110点）を2倍以上超え、JSCPRが批判するカルト団体（例：家庭連合）を凌駕。9カテゴリ中8つが「非常に不健康」、1つが「不健康」。
2. 元・現理事4名のカルト度チェック
JSCPRの元理事（滝本太郎、岩野孝之、杉本誠）と現理事（鈴木エイト）の行動をチェックリストで評価。情報はX、ブログ「あと10年をポジティブに生きる記録」、神田氏の証言に基づくが、事実検証不足で暫定的。
滝本太郎（元理事）
情報：横浜弁護士会懲戒処分（教会員医師への「非行」）、反カルト運動のカルト化批判。
  • 項目12（法を犯す行為）：懲戒処分が法を無視。2点
  • 項目100（名誉棄損訴訟濫発）：訴訟で批判者圧迫の可能性。1点
  • 項目113（思想と行動の矛盾）：反カルトとカルト化の矛盾。2点
  • 総合計：3点（ふつう）
岩野孝之（元理事）
情報：準強制わいせつ容疑で逮捕（2021年）、信頼性に疑問。
  • 項目40（性的虐待・強要）：逮捕容疑が事実なら該当。3点
  • 項目113（思想と行動の矛盾）：脱カルトを掲げる者の犯罪。2点
  • 総合計：5点（ふつう）
杉本誠（元理事）
情報：1988年傷害罪告訴、山崎浩子氏監禁中の不倫、500人超脱会支援、名古屋弁護士会人権賞。
  • 項目4（脱会希望者拘束）：監禁が脱会支援に関連。2点
  • 項目12（法を犯す行為）：傷害告訴と監禁。2点
  • 項目35（性的誘惑での勧誘）：不倫が活動に関連の可能性。1点
  • 項目71（反対意見への制裁）：監禁が制裁目的の可能性。1点
  • 項目101（批判者への監禁・暴力）：監禁行為。3点
  • 項目113（思想と行動の矛盾）：反カルトと監禁・不倫の矛盾。3点
  • 総合計：12点（ふつう）
鈴木エイト（現理事）
情報：2025年名誉毀損判決（後藤徹氏）、2012年渡辺博弁護士の手紙を健さん実家に届け「監禁派のパシリ」と批判、名刺に「ANTI CULT ACTIVIST」で怖がられた。
  • 項目16（目的を隠して勧誘）：実態と異なる肩書で監禁誘導。2点
  • 項目19（外部相談の妨害）：手紙を「本人に見せるな」と指示。2点
  • 項目100（名誉棄損訴訟濫発）：名誉毀損認定。2点
  • 項目101（批判者への監禁・暴力）：監禁誘導。2点
  • 項目113（思想と行動の矛盾）：支援と名誉毴損・監禁誘導の矛盾。2点
  • 総合計：10点（ふつう）
まとめ：4名は「ふつう」（3～12点）だが、杉本（監禁）、エイト（監禁誘導）の行動は265点の組織問題とリンク。項目113が全員共通し、反カルトの倫理的矛盾を反映。事実確認で点数変動の可能性。
3. 神田実氏の拉致監禁証言：警察署内での実態
神田実氏の『エレミヤの涙』（note）では、1990年10月～1991年1月の3ヶ月間、家庭連合信者として拉致監禁された体験が記載：
  • 概要：愛知県岡崎警察署内で両親と反対牧師（村上氏）が拉致。行方不明者登録で身元発覚、警察ロビーで両手足を掴まれ車に押し込まれた。
  • 警察の黙認：親側と事前合意で実力行使を黙認。「助けて」叫び無視。
  • 監禁環境：奈良の親戚宅、後に専用監禁部屋（鉄線入りガラス、特殊鍵、窓なしトイレ）。村上氏の笑顔での対話が精神的圧迫。
4. 高橋紳吾氏の『洗脳の心理学』：監禁の正当化
JSCPR初代代表・高橋紳吾氏の『洗脳の心理学』（ごま書房）は問題点が多い：
  • 監禁推奨：105ページで「強引な保護救出」を正当化、泣き叫ぶ抵抗を無視。
  • 洗脳の過剰解釈：CMや日常情報を「洗脳」と定義、カルト基準を曖昧化。
  • 矛盾：亡くなる4ヶ月前（53歳）に「カルトと同じ」と指摘され動揺（項目113）。
5. 改善策
  1. 人権侵害の根絶：
    • 監禁禁止：項目4、101、12の違反をゼロに。脱会支援は対話ベース（ICSAガイドライン参考、）。
    • 警察関係見直し：神田氏の事例を調査、警察の黙認を防止。
    • 被害者支援：天の八街の会に相談する
  2. 透明性と倫理改革：
    • 倫理委員会：違反を監視、違反者に除名など制裁。
  3. 教育と予防：
    • カルト定義の明確化：高橋氏の過剰解釈を改め、倫理的・法律を遵守した基準採用。
    • 啓発改善：JSCPRのパンフレットに拉致監禁は犯罪であることその被害の実態を明示。
    • 国際連携：ICSAと協力、宗教自由を重視（中国共産党など制限国は除外、）。
  4. 法的監視：
    • 監禁違法化：統一教会信者拉致監禁被害者の裁判例を参考に強制行為を規制。
    • 警察調査：1990年代の黙認を検証、再発防止策を。
6. 理事人事の提案
265点と理事の不祥事を踏まえ、信頼回復のための人事改革を提案。
現理事の問題：
  • 鈴木エイト（10点）：監禁誘導（2012年、項目16、19、101）、名誉毀損（2025年、項目100）は組織の監禁文化を補強。「監禁派のパシリ」と批判。辞任を検討、または監禁関連行動の公開謝罪と再発防止誓約を。
改革策：
  • 理事交代：265点の責任で1年内に新体制。
  • 外部監査：天の八街の会が選任監査。

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