小学生新聞:『世界の民主主義と家庭連合のお話』

小学生新聞:『世界の民主主義と家庭連合のお話』
こんにちは! 今日は、「民主主義国家指数」という世界の国々がどれくらい自由で民主的なのかを調べるランキングと、家庭連合(旧統一教会)という宗教団体について、小学生にも分かりやすくお話しします。日本の考え方が世界とどう違うのか、一緒に見てみましょう!
民主主義国家指数ってなに?
「民主主義国家指数(Democracy Index)」は、イギリスのエコノミストという雑誌が作るランキングで、167の国や地域がどれくらい自由で民主的な国かを点数で表します。点数は0から10までで、8点以上だと「完全な民主主義」、6点以上だと「欠陥のある民主主義」、それ以下は「混合政治」や「独裁政治」と呼ばれます。
2023年のランキングでは、こんな結果になりました:
  • 台湾:8.92点で10位(アジアで1番!)
  • 日本:8.40点で16位
  • 韓国:8.03点で22位
  • 中国:2.27点で148位
  • 北朝鮮:1.08点で163位
台湾は言論の自由や選挙の公平さがすごいと高く評価されています。日本と韓国も「完全な民主主義」に分類され、自由な国として認められています。でも、中国や北朝鮮は「独裁政治」で、自由が少ないとされています。
家庭連合ってどんな団体?
家庭連合(旧統一教会)は、宗教団体で、いろんな国で活動しています。でも、国によってこの団体の扱いが全然違うんです!
台湾:トップレベルの宗教団体!
台湾では、約15,000の宗教団体の中で、家庭連合は「優良宗教団体賞」を23年連続で受賞しています! これは、慈善活動や地域のイベント、たとえば貧しい人たちのためにウエディングドレスで結婚式をやり直す「祝福結婚式」が大人気だからです。両親を喜ばせたい若者たちが家族で参加して、台湾の社会に貢献していると評価されています。

韓国:文化的に認められている
韓国では、家庭連合の創設者である文鮮明さん夫妻を人間国宝のような工芸家が記念作品を作ったり、K-POPスターがイベントに出たり、テレビCMも流れています。韓国は民主主義指数で22位で、文化的にも家庭連合の影響力が認められています。
中国:禁止されている「邪教
中国では、家庭連合は「邪教(じゃきょう)」と呼ばれ、活動が禁止されています。中国は民主主義指数148位で、宗教の自由がとても少ない国です。中国政府は、家庭連合だけでなく他の宗教団体も厳しく取り締まっています。これは、中国が新疆ウイグルチベットで人権を侵害していると世界から批判されていることとも関係しています。
北朝鮮:教会がある!
驚くことに、民主主義指数163位の北朝鮮にも家庭連合の教会があります。2007年に「世界平和センター」という建物が作られ、その中に教会があります。北朝鮮はとても厳しい国なのに、家庭連合の活動が認められているのはびっくりですね!
日本ではどうなってる?
日本では、家庭連合に「解散命令」が出されました。これは、団体が法律に違反したとみなされたからです。でも、台湾や韓国では高く評価されているのに、日本では問題視されているのは不思議ですよね。実は、この違いが「日本の常識は世界の非常識」と言われる理由なんです。
たとえば、トランプ・アメリカ大統領は、宗教の自由を守る政策を支持し、家庭連合の関連団体にメッセージを送ったこともあります。アメリカや他の民主主義国では、宗教の自由はとても大切にされています。もし日本が家庭連合を厳しく取り締まると、中国と同じように「宗教を抑圧する国」と見られるリスクがあるかもしれません。
どうして国によってこんなに違うの?
国によって文化やルールが違うから、家庭連合への見方も違います。台湾や韓国では、家庭連合が地域や文化に貢献していると評価されています。一方、日本では過去のトラブルが問題になり、解散命令が出されました。中国や北朝鮮のような国では、宗教自体が厳しく制限されているので、家庭連合も認められにくいです。
小学生に伝えたいこと
民主主義国家指数を見ると、台湾や日本、韓国は自由で民主的な国だと分かります。でも、家庭連合のような団体への扱いは国によって全然違います。日本の「常識」が世界では「非常識」に見えることもあるんだよ。いろんな国の考え方を知って、広い視野を持つことが大切だね!
もしこの話題についてもっと知りたいことがあれば、質問してね! 😊