
概要:立花党首の鈴木エイト批判が話題
2025年2月1日、NHK党党首の立花党首(
@tachibanat
)がXでジャーナリスト・鈴木エイトを批判する投稿を連発、合計5,036,000ページビュー(PV)を記録した(2025年6月2日時点)。立花党首は、鈴木が旧統一教会信者の後藤徹に対して名誉毀損にあたる発言を行い敗訴したことを受け、鈴木を起用するテレビメディア、特に読売テレビの『情報ライブ ミヤネ屋』を訴えるべきだと主張。ネット上で大きな議論を巻き起こしている。立花党首の主張と背景
立花党首は、鈴木エイトが旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の信者・後藤徹(1995年から2008年まで親族に拉致監禁され、脱会を強要された被害者)に対し、「12年間に及ぶ引きこもり生活の末、裁判で2000万円をGETした」と記述した記事が名誉毀損と認定され、東京地裁から11万円の賠償命令を受けたことを問題視(朝日新聞、2025年1月31日)。後藤は最高裁で親族らに2200万円の賠償を命じる判決が確定している。
立花党首は、鈴木がこのような発言を行ったにもかかわらず、テレビ番組に出演し続ける状況を批判。読売テレビの『情報ライブ ミヤネ屋』が鈴木を頻繁に起用しているとして、以下のように訴えた。
立花党首は、テレビメディアが鈴木のような人物を起用することで、誤った情報や偏った見解が拡散され、被害者の名誉がさらに傷つけられると主張。「拉致監禁」を「保護説得」と言い換える表現が名誉毀損にあたる可能性が高いとも指摘している。

後藤徹氏は、1995年から2008年までの12年5ヶ月にわたり親族によって拉致監禁され、旧統一教会からの脱会を強要された被害者である。後藤は最高裁で親族らに対し2200万円の賠償を命じる判決を勝ち取っている(朝日新聞、2025年1月31日)。この裁判に関連する陳述書や記録において、紀藤正樹弁護士の関与が問題視されている。
伊藤芳朗弁護士の陳述書における紀藤正樹弁護士への言及
2012年11月14日に提出された伊藤芳朗弁護士の陳述書(「拉致監禁by宮村の裁判記録」より引用)では、紀藤正樹弁護士を含む全国弁連の主力メンバー5人(山口広、渡邊博、飯田正剛、紀藤正樹、伊藤芳朗)が、宮村峻氏の脱会活動について議論し、問題視していた事実が明らかにされている。
投稿詳細:8ポストで500万PV超
立花党首の関連投稿は以下の通り、合計5,036,000PVを記録。
合計:5,036,000PV
ネット上の反応:弁護士の意見
立花党首の主張に対し、弁護士から支持する声が上がっている。
- 弁護士・福永活也氏『(鈴木エイト氏の)不合理な弁明』
- 弁護士・桜井ヤスノリ氏『(鈴木エイト氏)控訴審で賠償金増大の可能性』
後藤徹vs鈴木エイト「どうでもいい」「引きこもり」名誉毀損裁判控訴審。一審敗訴したエイト陣営は控訴理由書の4月4日提出期限(規則182条、控訴から50日)を守れず、30日近く経っても未提出。80日も控訴理由書を出せないのは前代未聞。
— 中山達樹『笑って死ねる人生論』発売! (@77Tatsu) 2025年5月1日
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弁護士・徳永信一氏『さて、どうしようかな』
(7m 39s〜7m 54s)
徳永は、賠償額(11万円)が少額である点に不満を示す鈴木に対し、裁判のポイントは違法性の認定にあると強調。立花党首の主張に法的根拠があることを示唆。
今からでもミヤネ屋を訴えることができます。さて、どうしようかな。 https://t.co/NBhP8yLRHW
— 弁護士 徳永信一 (@tokushinchannel) 2025年2月5日
立花党首関連では、TBSの『報道特集』にも批判が殺到。
- 立花党首襲撃事件への対応の不十分さ
2025年3月14日に立花党首が街頭演説中に襲撃された事件について、『報道特集』が十分な反省を示さなかったと批判。兵庫県議会議員の松山誠氏は、自身のYouTubeチャンネルで「これまで立花党首を批判してきた報道特集が、襲撃事件について一言二言しか触れず、一般論に終始した」と指摘。過去の報道姿勢が襲撃の遠因となった可能性を自省すべきだと訴えた(松山誠チャンネル、2025年3月16日)。
まとめ
立花党首NHK党首による鈴木エイト批判のX投稿は、合計500万PVを超える反響を呼んだ。名誉毀損で敗訴した鈴木エイト氏をテレビに出演させるメディアの姿勢を問題視し、『情報ライブ ミヤネ屋』を放送する読売テレビへの訴訟を提案。弁護士からも立花党首の主張を支持する声が上がっている。
NHK党として「NHKをぶっ壊す」活動を続ける立花党首は、受信料制度や偏向報道を批判し、事実の歪曲、メディアの責任欠如、選挙期間中の偏向報道などを理由に非難。今後の訴訟の展開や、メディアの報道姿勢に関する議論に注目が集まる。
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