【陳述書が暴いた真実】山上徹也は『拉致監禁』を知り、教会叩きTVメディアは50年間『拉致監禁』を隠蔽、【内部告発】紀藤正樹弁護士は監禁犯から高額案件を独占、鈴木エイトは『監禁派のパシリ』-『安倍元総理暗殺事件後の、メディアによる教会叩きとそれに対する岸田政権の迎合は異常だった。』
2022年7月8日、奈良市で安倍晋三元首相が銃撃され死亡したテロ事件は、日本社会に衝撃を与えた。容疑者・山上徹也の動機が統一教会(世界平和統一家庭連合)への個人的な恨みに根ざすことが明らかになり、統一教会問題が注目された。ルポライターの米本和広氏は、ブログ「山上徹也を救え」(http://yonemoto.blog63.fc2.com/)で、山上が後藤徹裁判の陳述書を通じて拉致監禁の実態を知り、反カルト運動とメディアの偽善に憤りを募らせたと指摘。メディアは50年間、拉致監禁問題を隠蔽し、紀藤正樹弁護士は監禁犯から高額案件を独占、鈴木エイトは監禁派の「パシリ」として暗躍したと内部告発された。安倍暗殺後のメディアの教会叩きと岸田政権の迎合は異常だったと米本氏は批判する。以下、後藤徹裁判の陳述書を引用し、メディアの偏向報道、紀藤の拉致監禁関与、法廷での勝利、刑事事件、拉致監禁の被害事例を整理し、山上の負の影響を結論で強調する。
【陳述書が暴いた真実】山上徹也と拉致監禁
山上徹也は、米本和広氏のブログ「火の粉を払え」で後藤徹裁判の陳述書を読み、統一教会信者への拉致監禁の実態を知った。2022年8月28日のブログ記事「なぜ、正義の弁護士に相談しなかったのか。」(http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-1085.html)で、米本氏は次のように述べる:
「山上容疑者はなぜ山口や紀藤などに相談しなかったのか。それは、『後藤徹裁判』のために書いた私の陳述書を、ブログ火の粉を払えで彼が読んでいたからである。」
後藤徹裁判(2008年提訴、2015年最高裁で後藤氏敗訴)は、統一教会信者だった後藤徹氏が家族や脱会支援者による拉致監禁を訴えた民事裁判。米本氏のブログで引用された後藤氏の陳述書(要約形式、原文非公開)は以下の通り:
山上は陳述書を通じて、宮村峻の拉致監禁実行、山口広・山口貴士の弁护活動を知り、反カルト運動の偽善に憤った。これが彼の統一教会への恨みを増幅させ、紀藤正樹や山口広に相談せず、過激な行動に走った背景とされる。
【50年間のメディア隠蔽】拉致監禁問題 : 加担したメディア
拉致監禁問題とは、統一教会信者を家族や脱会支援者(例:宮村峻)が監禁し、信仰放棄を強要する人権侵害行為だ。米本氏によると、約4300人以上が被害を受け、被害事例には自殺、レイプ、暴行、PTSD、罵詈雑言、グルーミングが含まれる(http://yonemoto.blog63.fc2.com/)。しかし、メディアは50年間この問題を隠蔽し、統一教会批判に偏った報道を続けた。以下は、具体的なメディアの偏向報道事例:
米本氏は、メディアが全国弁連の影響を受け、拉致監禁を「保護説得」と矮小化し、統一教会の霊感商法のみを強調したと批判。米国国務省の報告書が日本の拉致監禁問題を人権侵害として指摘したにもかかわらず、国内メディアは無視。山上はメディアの偏向報道に不信感を抱き、反カルト運動への憤りを正当化した可能性が高い。
紀藤正樹は全国弁連のリーダーとして統一教会批判を展開するが、米本氏は紀藤氏が拉致監禁犯・宮村峻から高額案件を独占し、金儲けに走ったと内部告発。2022年8月30日のブログ記事「その2」で引用された伊藤芳朗の陳述書は、紀藤氏の偽善を暴露(http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-1088.html):
2022年8月17日のブログ記事「敬意敬称を略する人たち」では、紀藤氏を「金儲けのために統一教会問題に取り組んだ」と批判(http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-1082.html)。伊藤氏は、宮村氏が億単位の損害賠償請求を紀藤氏に回し、報酬(返還額の10%)で巨額の利益を得たと証言。
1993年10月23日、紀藤氏は監禁下の小出浩久氏(2年監禁、両親の被害2500万円)と打ち合わせ、宮村峻と連携して提訴を準備。親子は「一緒に死のう」と絶望したが、紀藤氏はTBS「報道特集」を利用し、被害を隠蔽。30年間弁解を拒否した(川塵録ブログ、2023年11月5日;『人さらいからの脱出』、165頁)。
「過失」発言
2023年10月8日、「ミヤネ屋」で紀藤氏は後藤徹氏の12年5か月監禁を「過失」と表現。後藤氏は栄養失調で車椅子生活を強いられたが、紀藤氏の発言は被害を矮小化。紀藤氏の「正義」は金儲けの偽装であり、山上の反カルト運動への不信感を助長した。
鈴木エイト:監禁派の「パシリ」
ジャーナリストの鈴木エイトは、統一教会と自民党の関係を追及する一方、拉致監禁問題を黙認し、監禁派の「パシリ」として機能したと批判される。米本氏は、鈴木氏が「拉致監禁に誘う手紙を運び、問題を隠蔽した」と非難。2025年1月31日、東京地裁は鈴木氏が後藤徹氏を「引きこもり」と中傷し、名誉毀損で11万円の賠償を命じた。米本氏は、鈴木氏が全国弁連・渡辺博弁護士と連携し、拉致監禁を正当化する報道を助長したと指摘。山上は鈴木氏の統一教会批判に影響されつつ、拉致監禁の隠蔽に憤り、行動をエスカレートさせた可能性がある。
メディアの教会叩きと岸田政権の迎合
安倍暗殺後、メディアは統一教会批判を一斉に展開し、教会叩きを行った。教団叩きを行った。しかし、拉致監禁問題は無視されるどころか、「ミヤネ屋」「報道特集」「危険なささやき」が拉致監禁問題に加担し、『拉致監禁ビジネス』に関わる紀藤正樹や鈴木エイトを出演させた共犯関係だ。2022年8月21日のブログ記事「二分法その2」では、米本氏がメディアの白黒思考を批判:
「統一教会がやることはみんな悪である。メディアは単純な二分法で統一教会バッシング一色になっている。」(http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-1079.html)
結果、岸田政権は、メディアと世論の圧力に迎合し、2023年に統一教会への解散命令請求を決定。2025年3月25日、東京地裁は解散命令を下したが、30年前の事案を根拠にした判決は不当と批判された。米本氏は、メディアが拉致監禁問題を無視し、全国弁連を非難。
法廷での勝利:拉致監禁被害者の闘い
拉致監禁被害者は法廷で正義を勝ち取ってきた:
これらの判決は、拉致監禁の違法性を明確にしたが、メディアは報じず、隠蔽を続けた。
刑事事件:15名の起訴猶予
拉致監禁に関与した15名が「逮捕・監禁罪の嫌疑あり」で起訴猶予となった。尾島淳義氏は「200名程度の監禁」を証言し、問題の規模を示した。しかし、検察の不起訴処分は、メディアの無関心と相まって、被害者の救済を阻害した。
拉致監禁の具体的被害事例
米本氏のブログで報告された拉致監禁の被害事例は、反カルト運動の過激さと人権侵害を示す(http://yonemoto.blog63.fc2.com/):
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自殺:監禁中の絶望で自殺未遂やトイレで死亡。
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レイプ:監禁中の性的暴行。
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暴行:脱会拒否で殴打や拘束。
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後遺症PTSD:監禁後の心的外傷後ストレス障害が多発。
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罵詈雑言:監禁中の罵倒(「死にかけたゴキブリ」など)。
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監禁グルーミング:恐怖の監禁支配下にして不倫関係へ。
これらの被害は、山上の反カルト運動への憤りを助長。
米本氏は、事件一年前の2021年6月9日、ブログで次のように述べていた(http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-1032.html):
この発言は、米本氏が統一教会の問題が収束したと見なし、拉致監禁問題の解決を優先したことを示す。米本和広氏とは山上徹也が事件前日に手紙を送った人物だ。しかし、奈良県警は戦後最大の不祥事である警備不備の責任逃れのためか、メディアに“米本氏のブログは統一教会批判ブログ”だと、全く真逆の報道をした。そして、50年間『拉致監禁』を隠蔽したメディアは米本氏について正しい報道をすることなく、拉致監禁隠蔽は今も尚続いている。
1999年から米国務省は拉致監禁を20人把握し、2014国連人権委員会は日本政府に勧告したが日本政府は無視し続けた。全国弁連・紀藤弁護士は小出浩久氏の監禁を利用し、監禁犯・宮村峻から高額案件を独占。鈴木エイト氏は後藤氏を中傷し、「監禁派のパシリ」として隠蔽に加担。山上徹也は、後藤徹裁判の陳述書を通じて以下の負の影響を受けた:

