なぜ国政政党・立憲民主党と宮村峻の問題について浜田聡議員に取材しないのか?
旧統一協会との関係を公言する参議院議員の叫びと、マスコミの“沈黙”の謎
「マスコミはなぜ取り上げないんだ!」――参議院議員・浜田聡(NHK党)が、旧統一協会(現・世界平和統一家庭連合)との関係を堂々と公表し、さらには国政政党・立憲民主党と“拉致監禁”問題に関連する人物との繋がりを指摘するも、大手メディアは沈黙を貫く。その背景には何があるのか? 浜田議員の発言とマスコミの不可解な対応に迫る!
旧統一協会との関係を“堂々”公表する異色の議員
2025年6月某日、都内某所で行われた国際勝共連合の講演会。壇上に立った浜田聡参議院議員は、自身のYouTubeライブ配信を通じて、旧統一協会との関係を臆することなく語った。「私は家庭連合の皆さんとの関係を全面的に押し出している。SNSで発信しても、マスコミは全然騒いでくれない!」と、冗談めかしつつも苛立ちを滲ませる。
浜田議員は、旧統一協会に関連する講演会への出席を積極的に公表。にもかかわらず、大手メディアがこの話題に触れないことに不信感を募らせている。「自民党議員が旧統一協会と関係を持てば大騒ぎなのに、なぜ私の場合はスルーされるのか?」と疑問を投げかけるその姿は、まるで“マスコミの壁”に挑む一匹狼だ。
浜田議員が特に問題視するのは、立憲民主党と旧統一協会の信者に対する“拉致監禁”に関与したとされる人物、宮村峻氏との関係だ。宮村氏は、旧統一協会の信者を「脱会」させるため、拉致監禁に関わったとして裁判で敗訴した過去を持つ。浜田議員は、宮村氏が立憲民主党のアドバイザーとして国会に呼ばれ、助言を行っていたと主張。「数千人もの拉致監禁に関わり、一部では死亡者まで出ている。そんな人物が国政政党と繋がっているのは看過できない」と声を荒げる。
浜田議員によれば、国際勝共連合の渡辺副会長からこの問題について相談を受け、自身も調査を進めたという。「今の時代に拉致監禁が日本で行われているなんて信じられない。なのに、なぜマスコミはこの問題を報じない?」と訴える。その背景には、立憲民主党が旧統一協会問題に取り組む中で、宮村氏のような人物の助言を仰いでいた事実があると浜田議員は指摘する。
マスコミの“沈黙”の理由とは?
浜田議員の主張は、確かに衝撃的だ。だが、なぜ大手メディアはこの問題に飛びつかないのか? ある全国紙の記者は匿名でこう語る。「旧統一協会関連の報道は、特定の政治勢力への忖度や、訴訟リスクを考慮して慎重になるケースが多い。浜田議員の主張は一面的な見方かもしれないし、裏を取るのが難しい話題だから敬遠されがちだ」。
一方、ネット上では、選挙ウォッチャーやYouTuberらが浜田議員の発言を取り上げ、議論が過熱。浜田議員自身も「選挙ウォッチャーちだいさんが私の旧統一協会との関係を批判するのはいいが、なぜ私がこの問題に取り組むのか、その背景を理解してほしい」と訴える。しかし、ネットの声がどれだけ大きくなっても、大手メディアの反応は冷ややかだ。
浜田議員の“孤独な戦い”
浜田議員の行動は、単なるパフォーマンスではない。彼は、立憲民主党と宮村氏の関係だけでなく、旧統一協会問題全体に対する社会の無関心にも一石を投じたいと考えている。「私は宗教そのものには深い思い入れはない。だが、拉致監禁のような人権侵害が今の日本で行われているなら、国民に知られるべきだ」と語る。
さらに、浜田議員は自身の政治活動の背景も明かす。東大入学時に「統一協会の洗脳活動に気をつけろ」との警告を受けた経験や、安倍晋三元首相の事件をきっかけに旧統一協会問題に注目するようになった経緯を語る。「渡辺副会長からの相談がきっかけで質問主意書を提出した。私の行動は、選挙ウォッチャーちだいさんのような誤解を招く発信への反論でもある」と強調する。
マスコミに突きつけられた“宿題”
浜田議員の訴えは、メディアに対する挑戦状でもある。「私は堂々と話している。取材に来てほしい」と繰り返す彼の声は、しかし、今のところ空しく響いている。立憲民主党と宮村氏の関係、旧統一協会と政治の深い繋がり、そしてマスコミの沈黙――。この問題の真相を暴くには、さらなる調査と勇気ある報道が必要だ。
果たして、浜田議員の“孤独な戦い”はマスコミの関心を引きつけることができるのか? それとも、この問題はネットの片隅で燻り続けるだけなのか? 今後もこの問題を追い続ける。