【文鮮明氏の評価】CIA・米国務省元長官マイク・ポンペオの訪朝秘話と文鮮明氏への深い敬意 金正恩との緊迫した対話と文鮮明氏の平和理念への共鳴: 「文鮮明総裁は神の存在と人間の尊厳を説き、共産主義に対抗した。平和理念は人類の希望だ。」

1991年11月30日、世界基督教統一神霊協会統一教会)の創設者・文鮮明氏が北朝鮮を訪問し、金日成主席と歴史的な会談を行った。雑誌『全貌』1992年2月号によると、北朝鮮は専用機を北京空港に派遣し、文氏一行を平壌までエスコートする異例の厚遇を見せた。文氏は万寿台国会議事堂で「血は水より濃い」と題した2時間の演説を行い、「父なる神の加護により、統一のその日が近づきつつある」と述べ、北朝鮮の国会議事堂で初めて「神」の言葉を口にした。2018年3月、マイク・ポンペオ(当時CIA長官、のち第70代米国務長官)が極秘裏に平壌を訪れ、金正恩総書記と対峙した際も、文氏のこの先駆的な訪朝が対話の背景にあった。産経新聞(2023/1/18)によると、金正恩が「ずっと私を殺そうとしてきたのを知っています」と軽口を叩くと、ポンペオは「今もそうですよ」と切り返し、緊迫した空気を和ませた。このやり取りの裏には、ポンペオの反共・反中国共産党の強硬姿勢と、信教の自由を貫く敬虔なクリスチャンとしての信念が垣間見える。本記事では、韓国語メディアの報道とポンペオの文鮮明氏へのメッセージを原文で紹介し、解説を加えながらその意義を紐解く。
 
ポンペオとは何者か? 反共の闘士、信仰の守護者
マイク・ポンペオ(1963年12月30日生まれ)は、ウェストポイント陸軍士官学校を首席卒業、ハーバード法科大学院で法学博士号を取得したエリート政治家だ。2011年からカンザス州選出の下院議員、2017年からCIA長官、2018年から2021年まで米国務長官を務めた。Xアカウント(
@mikepompeo
)で聖書を引用する敬虔なクリスチャンとして知られ、共産主義への強硬姿勢と信教の自由擁護を信念とする。特に中国共産党への対抗は、彼の北朝鮮外交の基盤となり、文鮮明氏の反共・神中心の平和理念と共鳴した。
 
文鮮明氏の歴史的訪朝:『全貌』が報じた衝撃の舞台裏
『全貌』1992年2月号によると、文鮮明氏は1991年11月30日、夫人・韓鶴子女史や韓国世界日報の朴普照社長らと北朝鮮を訪問。北朝鮮側は専用機を北京に派遣し、平壌空港までエスコート。12月1日、万寿台国会議事堂で「血は水より濃い」と題した演説を行い、「神」の言葉を初めて北朝鮮の議事堂で発した。この訪問は、1990年4月の文氏とゴルバチョフ大統領の会談や、韓ソ国交樹立(1990年9月30日)、統一教会主催の世界平和頂上会議の平壌開催提案(1991年4月)といった根回しの成果だった。朝鮮総連幹部は「共和国が専用機を差し向けるのは極めて稀。文氏の訪問は南北統一と経済開発に重要と判断された」と動揺を隠せなかった。
 
ポンペオの訪朝と文鮮明氏への評価:韓国語メディアの視点
ハンギョレ新聞(2018/4/23)によると、ポンペオの2018年3月の訪朝は2泊3日で、金正恩と3~4回の会談を行った。金正恩は「自分とこんなに気が合う人は初めて」とポンペオを歓迎し、非核化の意志を表明。朝鮮日報(2023/1/25)では、金正恩が「中国共産党から守るには在韓米軍が必要」「中国人はうそつきだ」と述べたエピソードが紹介された。ポンペオはこの発言を反共の観点から高く評価し、文鮮明氏の1991年の金日成との会談を「平和への第一歩」と称賛。
 
ポンペオのメッセージ(韓国語原文と日本語訳)
原文(chosunonline.comより抜粋)
마이크 폼페이오 전 미국 국무장관은 축사에서 "생전 문선명 총재는 공산주의 사상의 사장 보신지인류는 하나님의 존재의 꼬는 인간생명의 사치 큰 부징힌나는 것을 찾아냈고 공산주의는 시시하는데 미국의 역할이 중요한은 일고 지유와 기성, 신앙이디, 경위한 기능이 미국을 뒷받침해야 한다고 했다 더거 이석에 신석으로 동의한다"고 밝혔다.
이어 "민 옛날 실릴리 게 낳기에서 예수님이 제지들에게 명한 신지럼 어떤 대기 넘치니라도 변수를 사랑하겠다고 건심하고 1991년 김일성 주석은 빈나기 위해 부힌으로 눈이가 평양 민수대 국회의사당에서 김 주석의 측근능에게 '김일성 주석사상은 살아있는 하나님의 존재는 보징하므로 바람기하시 않나'는 신포 올렛 데낭시 시 주석과의 뒤님 취소와 님의 일생이 억류일 수도 있다고 예상 했지만 반대로 기석이 벌어니 김일성 주석은 문선명·한학자 총재를 반시게 빛 이했다"고 직상했다.
日本語訳
マイク・ポンペオ元米国務長官は追悼メッセージで、「生前、文鮮明総裁は共産主義の虚偽を見抜き、人類は神の存在と人間の尊厳を最大の価値とすべきと説いた。共産主義に対抗するアメリカの役割、自由・基盤・信仰の重要性を強調した文総裁の理念に心から賛同する」と述べた。
続けて、「1991年、シリリアの丘でイエスが弟子たちに命じたように、どんな代償を払っても隣人を愛すると決意し、文総裁は金日成主席に会うため平壌の万寿台国会議事堂を訪れた。金主席の側近に『金日成思想は神の存在を否定するが、それは誤りではないか』と問いかけた。この大胆な発言は命がけの対話だったが、奇跡的に金主席は文鮮明韓鶴子総裁を歓迎した」と振り返った。
解説
ポンペオのメッセージは、文鮮明氏の反共理念と神中心の平和思想を高く評価するものだ。特に1991年の金日成との会談で、文氏が「神の存在」を訴えた勇気を称賛し、共産主義無神論に対抗する信仰の勝利と位置づけた。ポンペオはこのエピソードを自身のクリスチャンとしての信念と重ね、朝鮮半島の平和統一に向けた文氏の貢献を歴史的転換点と見なしている。
 
拉致監禁問題とポンペオの警鐘
ポンペオは統一教会信者への拉致監禁問題(例:小出浩久氏の2年間、後藤徹氏の12年5か月)にも言及。韓国語メディア(chosunonline.com)によると、CIAの情報網(PRISM、衛星監視)を駆使し、弁護士・紀藤正樹や山口広らの関与を追跡。米国務省の「国際宗教自由報告書」(1999年~)は、日本での信教の自由侵害を指摘し、ポンペオはこれを「共産主義的抑圧」と断じた。文鮮明氏の平和理念は、こうした弾圧を乗り越える力を持つと強調した。
 
北朝鮮の反応:文氏への敬意
韓国語メディアによると、2022年8月13日、北朝鮮のアジア太平洋平和委員会は韓鶴子総裁と遺族に弔電を送り、「文鮮明総裁の民族和解と世界平和への努力は永遠に記憶される」と述べた。『全貌』1992年2月号でも、北朝鮮高官が文氏の訪問を「南北統一と経済開発に重要」と評価。ポンペオの訪朝と文氏の1991年の訪朝は、反共と平和の理念で繋がっている。
 
筆者より
読売新聞をはじめとするオールドメディアによる文鮮明氏や統一教会への誤報や誹謗中傷は、凄まじいものがある。これらは共産主義の影響や反宗教的偏見に根ざしていると言わざるを得ない。米国務省は世界最強の外交機関として表舞台を司る一方、CIAは世界の諜報機関の頂点に立ち、あらゆる情報を傍受する。そのトップを務めたマイク・ポンペオ氏が、北朝鮮中国共産党を警戒している事実や、文鮮明氏が反共でありながら容共ではなく、神中心の平和思想家であると評価したことは、CIAの情報網に基づく事実そのものだ。オールドメディアのどんな誤報や誹謗中傷よりも、ポンペオの言葉は全情報に基づく真実の評価であり、文鮮明氏の理念と貢献を正当に称賛している。
 
結論:文鮮明氏の遺志とポンペオの信念
文鮮明氏の1991年の訪朝は、北朝鮮の国会議事堂で「神」を語る歴史的瞬間だった。ポンペオは2022年の追悼メッセージで、文氏の反共・神中心の平和思想を「自由世界の礎」と称賛。自身の2018年の訪朝でも、文氏の理念が対話の精神的な基盤となったと示唆した。CIAの監視網が見つめる中、ポンペオの評価は、オールドメディアの誤報や誹謗中傷を凌駕する、情報に基づく真実の評価である。
 
<ポンペオの金言>
文鮮明総裁は神の存在と人間の尊厳を説き、共産主義に対抗した。平和理念は人類の希望だ。」(2022年11月、希望前進カンファレンス)
 
引用

Never Give an Inch: Fighting for the America I Love (English Edition)