1970年代から80年代、統一教会員への拉致・監禁、精神病院での強制改宗が横行。I氏、E子さん、S子さんは、反統一教会の「脱会屋」組織に唆された親たちによって過酷な試練に晒されたが、後の法務大臣・外務大臣となる高村正彦弁護士や上野忠義弁護士らの人身保護請求で自由を奪還。ここでは、脱会屋組織とその非道な手口、親たちが如何に操られたかを徹底解剖!
加害者側の登場人物
後藤富五郎(全国原理被害者更正会会長)
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役割:I氏、E子さんの拉致・監禁を主導。精神病院を悪用し、統一教会員に脱会を強要。
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行動:I氏には久留米ヶ丘病院で薬物投与と誹謗中傷を伴う説得、E子さんには執拗な改宗圧力をかけた。親たちに「統一教会は危険」と吹き込み、拉致を扇動。
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問題点:
本間てる子(原理被害者父母の会会長)
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役割:S子さんの親を説得し、栃木県の精神病院への監禁を促した。
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行動:反統一教会の立場から、親に「子を救うため」と偽り、監禁を正当化するよう誘導。
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問題点:
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親の愛情を利用し、子の信仰を否定する違法行為を扇動。
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組織的な脱会工作を主導し、親を操り人権侵害に加担させた。
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信仰の自由を無視し、親子関係を破壊する策略を展開。
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役割:S子さんが監禁された精神病院で、反統一教会の立場から脱会説得を実施。
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行動:学術的権威を盾に、親に「統一教会はカルト」と信じ込ませ、S子さんに信仰放棄を迫った。
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問題点:
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学者の中立性を欠き、監禁中の被害者に不当な心理的圧力を加えた。
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親に誤った情報を植え付け、子の信教の自由を侵害する説得を主導。
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閉鎖空間での脱会工作に加担し、倫理的責任を放棄。
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森山諭(反統一教会牧師)
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役割:I氏に対し、拉致前に3日間の脱会説得を実施。
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問題点:
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牧師の立場を悪用し、親の不安を煽って違法行為を後押し。
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宗教対立を煽り、子の信仰を否定する心理的圧力を正当化。
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監禁に至る前段階で、親子関係の亀裂を深める役割を果たした。
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久留米ヶ丘病院院長
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役割:I氏を強制入院させ、監禁と薬物投与を主導。
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行動:後藤富五郎と結託し、精神障害の診断や本人同意なくI氏を拘束。脱会説得を容認。
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問題点:
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医療倫理を無視し、精神病院を脱会工作の場に提供。
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精神保健法の要件を満たさず、違法な拘束を実行。
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薬物投与で被害者の心身を損ない、人権侵害の共犯者となった。
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栃木県の精神病院院長(医療法人○○会○○病院)
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役割:S子さんを強制入院させ、監禁と脱会説得を許容。
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行動:本間てる子らの影響下で、診断や同意なくS子さんを拘束。浅見定雄の説得を黙認。
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問題点:
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医療の名の下に、信仰を理由とした監禁を支援。倫理的責任を放棄。
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精神保健法違反の拘束を行い、違法性を無視。
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脱会工作の場を提供し、人権侵害に加担。
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加害者側の団体
全国原理被害者更正会
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役割:I氏、E子さんの拉致・監禁を主導。親に「子を救う」と偽り、精神病院での脱会工作を組織化。
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問題点:
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親の不安を操作し、拉致・監禁を正当化。信教の自由を蹂躙する違法行為を主導。
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精神病院と結託し、薬物投与や心理的圧力で被害者の心身を破壊。
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親子関係を悪用し、家族を人権侵害の道具に仕立て上げた。
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原理被害者父母の会
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役割:S子さんの親を説得し、栃木県の精神病院への監禁を扇動。「子を救うため」と親を欺いた。
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問題点:
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親の愛情を悪用し、子の信仰を否定する違法行為を助長。
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親子関係を破壊し、子の尊厳を無視する策略を展開。
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親たちが脱会屋組織に騙された経緯
I氏の親(父・母・弟)
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問題点:
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親は子の信仰を尊重せず、脱会屋の扇動に盲従。子の意思を無視し、違法行為に加担。
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後藤の「統一教会は危険」との誤情報を信じ、子の心身を危険にさらした。
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親子関係の修復を望みながら、脱会屋の策略で関係を悪化させた。
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E子さんの親(父・母)
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問題点:
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脱会屋の偏った情報に洗脳され、子の信教の自由を否定。
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親としての愛情を悪用され、違法な監禁を実行。子の心身を損なう結果を招いた。
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脱会屋の「更正」なる虚偽の約束に騙され、親子関係を破壊。
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S子さんの親(父・母)
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問題点:
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脱会屋の扇動により、子の信仰を誤解し、違法な監禁に協力。
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子の意思や尊厳を無視し、脱会屋の「救済」なる偽りに操られた。
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親子関係を修復するどころか、脱会屋の策略で亀裂を深めた。
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問題点の総括
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脱会屋の悪質な扇動
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精神病院の悪用
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久留米ヶ丘病院や栃木県の精神病院は、脱会屋と結託し、精神保健法の要件(診断や同意)を無視。医療倫理を逸脱し、信仰を理由に監禁と薬物投与を実行。
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薬物投与と心理的圧力
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連日の注射や監視下での脱会説得は、被害者の心身を破壊。I氏、E子さん、S子さんが受けた非人道的待遇は、拷問に等しい人権侵害。
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親子関係の破壊
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脱会屋は親の愛情を悪用し、親子関係を分断。親に「子を救う」と信じ込ませ、子の自由と尊厳を奪う行為を正当化させた。
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宗教対立の扇動
法廷の勝利と教訓
東京高裁(1980年、I氏)、高松高裁(1980年、E子さん)、宇都宮地裁足利支部(1981年、S子さん)は、脱会屋の違法性を断罪。病院側は請求を認め、即時解放に応じた。高村正彦・上野忠義弁護士らの「人権擁護は家庭から」「裁判の遅延は裁判の拒否」の訴えは、信仰の自由を守る金字塔となった。
40年後の今、I氏、E子さん、S子さんの闘いは、脱会屋の策略に操られた親たちの悲劇と、自由を守る希望の光を照らす。反統一教会の暗躍は形を変えて続くが、この勝利は人権の砦として輝き続ける。