「家庭連合があまりにも可哀想だ。でも、これは創価学会の皆さんにとっても、決して他人事じゃないんです!」――2025年7月4日、福岡でのYouTubeライブ配信で、参議院議員選挙にNHK党から全国比例で立候補中の浜田聡氏(48)が、創価学会員に切実なメッセージを投げかけた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令請求は、憲法や国際法を無視した政府の暴走であり、「次は創価学会が標的になる」と警告。攻撃的な批判を避けつつ、「自分たちの信仰と政党を守るため、今こそ危機感を持ってほしい」と訴えるその言葉は、創価学会員に「我が身の如く」感じてほしいという強い思いに満ちていた。家庭連合への解散命令は「憲法違反」の理不尽な仕打ち浜田氏は、家庭連合への解散命令請求に深い同情を示す。「宗教法人法では、解散命令は刑事罰が確定しない限り出せないはずでした。それを岸田文雄首相が一夜にして解釈変更し、民法の不法行為でも可能にした。これは憲法第20条の信教の自由を踏みにじる行為であり、国際法にも反する暴挙です」と声を震わせる。家庭連合が霊感商法や高額献金で批判されてきたことは認めつつ、「それだけで宗教団体を解散させるなんて、あまりにも理不尽。信者さんたちの信仰心やコミュニティが奪われる姿を想像すると、心が痛みます」と語った。「皆さん、家庭連合の信者さんたちがどんな気持ちか、考えてみてください。信仰を奪われ、仲間との絆を断ち切られる恐怖――これは、創価学会の皆さんにも起こりうることなんです」と、浜田氏は訴える。「政府がこんな簡単に解散命令を出せるようになれば、気に入らない宗教団体をいつでも潰せる前例ができてしまう。次に狙われるのは、創価学会かもしれない。世間から見た批判の目――高額献金や勧誘の疑惑――は、家庭連合と創価学会でそう変わらないじゃないですか?」公明党の沈黙が招く「創価学会の危機」浜田氏は、創価学会が支える公明党の「沈黙」を問題視。「家庭連合の解散命令請求に対して、公明党は目に見える行動を何も起こしていません。裏で動いているかもしれないけど、表に出てこないなら意味がない」と指摘する。ただし、創価学会や公明党への攻撃は控え、「私は創価学会員でも公明党支持者でもありませんが、皆さんの信仰が脅かされるのを見過ごせないんです」と共感を強調。「公明党の皆さんには、宗教の自由を守るために、もっと積極的に動いてほしい。創価学会の皆さんも、内心では『このままでいいのか?』と思っているんじゃないですか?」と問いかけた。「もし政府がこのまま解散命令を押し通し、公明党が何もしなかったら、創価学会の信仰も、公明党の政治力も激減する未来が待っているかもしれない。信教の自由が奪われれば、日本は中国共産党のような一党独裁国家に近づいてしまう。そんな危機を、創価学会の皆さんには『我が身の如く』感じてほしいんです」と、浜田氏は切々と訴えた。「今止めなければ、自分たちの番が来る」浜田氏は、家庭連合への同情を軸に、創価学会員への警告を重ねる。「家庭連合の解散命令は、単なる一宗教の問題じゃない。政府が憲法を無視して宗教を潰せるなら、次は創価学会がターゲットになる可能性は十分にあります」と強調。「今、声を上げて解散命令を止めないと、皆さんの信仰が奪われ、公明党の影響力が落ち、国全体が自由を失う方向に進むかもしれない。それこそ、中国共産党のような宗教弾圧国家になってしまうんです」と、危機感を煽った。「私は創価学会を攻撃したいわけじゃない。むしろ、皆さんの信仰心を尊重するからこそ、家庭連合の苦しみを共有してほしい。もし今、家庭連合を見捨てたら、次は自分たちが同じ目に遭うかもしれない。『今さら』と思うかもしれないけど、今こそ行動する時なんです」と、浜田氏は呼びかける。「国会で私が家庭連合の解散命令に異議を唱えたように、創価学会の皆さんも、公明党に働きかけたり、Xで#宗教の自由 や#スパイ防止法 を発信して、世論を動かしてほしい」と具体的な行動を促した。ネット選挙と「日本のトランプ」の使命浜田氏は、選挙の在り方にも触れ、「アメリカでは屋内集会が主流。日本もインターネット選挙の時代に変わっていくべき」と主張。2024年7月のトランプ銃撃事件を受け、警察庁長官が「屋内会場を優先すべき」と述べたことを引用し、「家庭連合の皆さんがこうした場を設けてくれるのはありがたい」と感謝を述べた。自身のYouTube配信には562人が視聴し、「アーカイブでさらに広めたい」と意気込む。また、NHK党党首・立花孝志氏を「日本のトランプ」と称し、「メディアとの戦い、不法移民問題、経営手腕、そして信教の自由の擁護」を共通点に挙げ、「立花は家庭連合の解散命令に強く反対し、テロリストの思惑を肯定する動きを許さないと訴えている」と力説。自身も「クルド人問題を国会でいち早く取り上げた」とアピールし、選挙戦での訴求力を強調した。創価学会への最後の訴え「創価学会の皆さん、家庭連合への解散命令は、皆さんの信仰と公明党の未来を脅かす第一歩です。政府が憲法を無視して宗教を潰せるなら、次はあなた方が標的になるかもしれない。信教の自由が失われれば、日本は中国共産党のような国に近づく。そんな未来を防ぐため、今、声を上げてください。家庭連合の痛みを『我が身の如く』感じ、公明党に動くよう促してほしい。私も国会で戦い続けます。一緒に宗教の自由を守りましょう!」浜田氏の訴えは、創価学会員の心にどこまで響くのか。参議院選挙の行方とともに、その反応が注目される。(了)