2025年7月3日、参議院選挙が公示された。物価高対策や与野党の議席争いが注目される中、ひときわ異彩を放つのが「NHKから国民を守る党」(NHK党)の浜田聡参議院議員(48)と和歌山選挙区に挑む本間奈々だ。両者は、NHKの報道姿勢や自治労・自治労連の政治的影響力に真っ向から立ち向かう姿勢を崩さない。
浜田聡、「ブルーリボン騒動」でNHKに宣戦布告「NHKからブルーリボンバッジを外せと言われた? 冗談じゃない!」と声を荒げる浜田議員。6月22日の東京都議会議員選挙に向けた記者会見で、NHKがブルーリボンバッジの着用を問題視し、取り外しを要求してきたという。「北朝鮮が喜ぶような報道姿勢、公共放送としてありえない」と本間が続けるこの事件は、NHK党が掲げる「メディアの偏向報道との戦い」の象徴だ。浜田は、NHKのスクランブル化を訴えつつ、「時代に合わない古い規制をぶっ壊す」と意気込む。
浜田の戦いはSNSでも熱い。毎日のブログ更新やYouTubeでの発信を通じて、国民に直接訴えるスタイルは、既存メディアを介さない情報発信の新たな形だ。「政府が国際問題で及び腰でも、俺たちが声を上げる」と、質問主意書を連発し、減税や歳出抑制も訴える。Xでは「国民負担率半減計画」をぶち上げ、支持者から熱狂的な声援を受ける一方、「メディアの偏向を正す」「反日勢力と戦う」との主張に、保守層からの支持も集める。本間奈々、和歌山の“自民大分裂”に殴り込み一方、和歌山選挙区に挑む本間奈々は、自民党の分裂選挙を「一世一代のチャンス」と見据える。2024年10月の衆院選に続き、2025年参院選でも二階俊博元幹事長の三男・二階伸康氏と、世耕弘成氏派の望月良男氏が激突。さらに、立憲民主党と日本維新の会が推す浦平美博氏が「保守分裂」を狙う中、本間は「NHK党の存在感を示す」と息巻く。「和歌山の有権者に、メディアや自治労の影響から解放された選択を」と、ポスター貼りから街頭演説までフル回転だ。本間は、自治労(立憲民主党支持)や自治労連(共産党とつながりあり)の影響力を「行政を歪める元凶」と批判。浜田が立ち上げた「自治労と自治労連から国民を守る党」の理念を引き継ぎ、「国民の声を国会に届ける」と訴える。Xでも「NHK党の実績は知られていない。国民の声を拾う質問を国会で出し続けている」と発信し、支持を広げようとしている。都議選での“前哨戦”とメディアとの全面戦争NHK党は都議選で「自治労と自治労連から国民を守る党」として9人の候補者を擁立し、自治労問題を国民に訴えた。参院選でもこの戦いは続く。「メディアが報じないNHK党の活動を、選挙を通じて国民に知らしめる」と本間は語る。浜田も「NHKの偏向報道や、自治労の政治的影響力を許さない」と、メディアとの全面戦争を宣言。
Xでは、支持者が「浜田議員は国会で結果を出している」「NHKの悪徳集金人を撲滅した」と賞賛する声が飛び交う。一方で、立花孝志党首の破天荒な行動が物議を醸す中、浜田と本間は「実績で勝負」と強調。参院選2025、NHK党の野望浜田は比例代表で、NHK党の名簿登載者3人の筆頭として再選を目指す。本間は和歌山選挙区での当選を狙い、自民分裂の隙を突く。両者共通の目標は、NHKのスクランブル化、減税、自治労の影響力排除、そして「国民の声を直接反映する政治」。
「メディアが隠す真実を暴く。国民の怒りを代弁する」と浜田。本間も「和歌山から日本を変える」と意気込む。2025年7月20日の投開票日、NHK党の“スクープ級”の戦いは、果たして国民の心を掴むのか。刮目せよ!
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