「NHKをぶっ壊す!」のスローガンで一世を風靡した立花孝志率いる「NHK党」が、練馬で火花を散らした! 7月某日、熱気渦巻く講演会場で、NHK党のNo.2・浜田聡が吠えた。「スパイ防止法と言えば勝共連合!」「マスゴミの偏向報道に立ち向かう!」――その過激な発言の裏に、旧統一教会との意外な接点、そしてNHK受信料不払い運動の新展開が浮かび上がる。さらに、NHKの番組「危険なささやき」をめぐる攻防が明らかに! NHK党の最新動向を暴く!「スパイ防止法=勝共連合」の衝撃主張講演の冒頭、浜田はこうぶち上げた。「スパイ防止法と言えば、勝共連合。勝共連合と言えばスパイ防止法。この事実はもっと知られるべき!」 勝共連合、つまり国際勝共連合は、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体として知られ、共産主義に対抗する政治団体だ。浜田は、勝共連合がスパイ防止法の成立に大きく貢献してきたと強調。その歴史を紐解きながら、「左翼まみれのマスゴミが勝共連合を狙い撃ちしている」と糾弾した。浜田が手にしていたのは、勝共連合の活動をまとめた一冊の本。ページをめくりながら、彼は過去のエピソードを披露する。京都府知事選での共産党系候補の不正を暴き、自民党推薦候補を勝利に導いた勝共連合の活躍。さらには、共産党の集会に潜入し、「人殺し!」と叫んで妨害した大胆な行動まで。「今の時代にそんなことをしろとは言わないが、勇気ある戦いだった」と浜田は目を輝かせた。NHK受信料不払い運動の「成果」と「次の一手」NHK党の看板政策であるNHK受信料不払い運動も、講演の柱だった。浜田は胸を張る。「2019年の参院選で立花孝志が当選し、国政政党の地位を獲得。最大の成果は、暴力的なNHK集金人を排除したことだ!」 2019年の統一地方選では、NHKの集金問題を訴えたNHK党が20人以上の地方議員を誕生させ、続く参院選で立花が議席を獲得。2020年にはNHKが訪問営業を停止するに至った。だが、NHKの年間7000億円もの受信料収入は「強大な権力」と浜田は断じる。「我々の運動で100億~1000億単位の収入を減らした」と豪語する一方、受信料不払いをためらう人々に向け、こう呼びかけた。「不払いで刑事罰はない。裁判も宝くじに当たるような確率。もし裁判になっても、NHK党のコールセンター(03-3696-0750)がサポートする!」 さらに、2022年度のNHK提訴件数がわずか140件だったことを引き合いに出し、「5万年かかるペース。脅しにすぎない!」と一蹴した。「日本のトランプ」立花孝志とマスゴミとの全面戦争浜田は、立花孝志を「日本のトランプ」と持ち上げる。「トランプ大統領がCNNやAP通信と戦うように、立花もNHKやTBSの偏向報道と戦っている!」 特にTBSの『報道特集』を名指しし、「毎週のようにNHK党を攻撃する偏向報道」と非難。インターネットを駆使して反撃するNHK党の戦略が、国民の支持を少しずつ集めていると訴えた。さらに、立花が「信教の自由」を守る姿勢も強調。旧統一教会への解散命令請求について、「テロリストの思惑を肯定するもの」と批判し、メディアの報道に流されない数少ない政治家だと称賛。勝共連合や家庭連合の支援を受け、NHK党が選挙戦を戦う背景には、こうした思想の共鳴があるという。旧統一教会との関係と拉致監禁問題講演の後半、浜田は旧統一教会をめぐる「拉致監禁問題」に言及。4300人以上が拉致監禁されたとされる事件で、立憲民主党と繋がりのある宮村峻氏が1000件以上のケースに関与していたと告発。「最高裁で悪質性が認められた人物を、立憲民主党が勉強会に呼ぶなんて!」と憤る。さらに、立憲民主党の支持基盤である自治労(地方公務員労働組合)への対抗として、浜田が「自治労から国民を守る党」を設立し、東京都会議選挙に挑んだことも明かした。2024年3月、浜田はTBS「報道特集」(2022年8月27日放送)が放送法第4条に違反する可能性を指摘する質問主意書を提出。後藤徹氏が12年5カ月にわたり拉致監禁された事件を取り上げ、宮村氏の関与や偏向報道の問題を追及した。浜田はYouTubeで「旧統一教会の信者が4300人も拉致監禁被害を受けた事実はほとんど報じられていない」と訴え、メディアの不公平さを糾弾している。NHK「危険なささやき」をめぐる激しい攻防NHK党は、NHKの番組「危険なささやき」(2023年9月23日放送)にも矛先を向ける。当初「悪魔のささやき」と題されたこの番組は、旧統一教会を名指しし、2013年札幌高裁判決を基に「違法な勧誘」を描いたとされる。家庭連合は放送前に抗議文を送り、「宗教ヘイトを助長する」と放送中止を要求。浜田事務所は2024年3月6日にNHKへ質問書を送り、番組制作の経緯や拉致監禁問題の扱いを追及。4月11日、NHKから回答が届いたが、「番組制作の詳細は答えられない」「ガイドラインに則り適切」との回答に、浜田は「不誠実」と批判。Xでは「数万人の家庭連合信者が受信料不払いに動く可能性」と警告した。NHKは、番組が「心のメカニズムを解明する」もので、信教の自由を否定しないと主張。しかし、浜田側は、札幌高裁判決が個別事例にすぎないこと、番組が旧統一教会を不当に名指しし、拉致監禁被害を無視した点を問題視。国連人権NGO「国境なき人権」の報告を引用し、「日本は拉致監禁を放置し、信教の自由を侵害している」との批判も展開している。参院選への野望と「石丸幸人」推し最後に、浜田は参院選への意気込みを語った。自身は全国比例で出馬し、東京都選挙区では弁護士・石丸幸人氏を推す。「当選は難しいが、1票1票が政党助成金となり、NHK党の力になる!」 立花孝志が兵庫県選挙区で当選の可能性を秘める中、東京でも「奇跡」を狙うと意気込んだ。終わらない戦い講演を締めくくる浜田の言葉は、YouTubeライブの視聴者にも響いた。「投票してきたよ!」とのコメントがチャット欄に溢れ、会場は拍手に包まれた。NHK、偏向マスゴミ、立憲民主党、そして自治労――NHK党の「敵」は多い。だが、立花孝志と浜田聡の闘志は衰えない。「日本のトランプ」がどこまで突き進むのか、その行方は選挙結果が物語るだろう。(了)筆者より
NHK党の浜田聡議員は、旧統一教会をめぐるメディアの偏向報道や拉致監禁問題を追及し、NHK受信料不払い運動を加速させている。2024年4月、YouTubeで「信者を脱会させるための拉致監禁が4300人以上」と訴え、NHKやTBSの報道姿勢に疑問を投げかける。NHKをぶっ壊すための「チューナーレスTV」推奨や不払いサポートも展開し、国民の支持をどこまで広げられるか注目だ。
NHK党の浜田聡議員は、旧統一教会をめぐるメディアの偏向報道や拉致監禁問題を追及し、NHK受信料不払い運動を加速させている。2024年4月、YouTubeで「信者を脱会させるための拉致監禁が4300人以上」と訴え、NHKやTBSの報道姿勢に疑問を投げかける。NHKをぶっ壊すための「チューナーレスTV」推奨や不払いサポートも展開し、国民の支持をどこまで広げられるか注目だ。