参議院選挙で旋風を巻き起こした北村晴男弁護士。その出馬の裏に秘められた動機とは何か？ 中川TVチャンネルで熱弁を振るった北村氏の発言から、参政党の「日本人ファースト」と「スパイ防止法」を軸に、現代日本の課題に切り込む彼の信念を紐解く。さらに、「左翼」「リベラル」「サヨク」の区別を明確にすることで、メディアの偏向と政治の混迷に一石を投じるその真意に迫る！
「日本人ファースト」が共感を呼んだ参院選参議院選挙で注目を集めた参政党。そのスローガン「日本人ファースト」が有権者の心を掴み、大きな躍進を遂げた。北村氏はこの現象を「日本の反転」と表現。「日本を大切にしたい、自分の国を誇りたいという当たり前の願いが表に出た結果」と断言する。だが、ワイドショーや一部メディアは「排外主義」「差別主義」とレッテルを貼り、猛批判を展開。北村氏はこの動きを「メディアの操作」と一刀両断し、「選挙結果は嘘をつかない」と言い切る。中川TVチャンネルで北村氏は、メディアの偏向報道に警鐘を鳴らす。「テレビ局のディレクターが作りたい方向でワイドショーを演出し、コメンテーターは求められた答えしか言わない。専門家も同じ。世論は操作されている」と痛烈に批判。その象徴例として、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）への誹謗中傷を挙げ、「宗教迫害だ」と断じる。メディアが作り上げた「レッテル貼り」が、家庭連合を不当に攻撃してきたと主張するのだ。「日本人ファースト」と「多文化共生」は両立する北村氏の主張の核心は、「日本人ファースト」と「多文化共生」の調和だ。「日本人ファーストが受け入れられた今、その中身が問われる」とし、他文化との共生を否定せず、むしろ積極的に取り入れる姿勢を強調する。そのモデルケースとして家庭連合を挙げ、「彼らは国際結婚を通じて文化の融合を実践している」と評価する。家庭連合の合同結婚式では、日本人と韓国人、フィリピン人、アフリカやヨーロッパ出身者など多様なカップルが生まれ、異なる文化や価値観を家庭内で尊重し合う。「一方に無理やり合わせるのではなく、対等な関係で調和を築く。これが本当の多文化共生だ」と北村氏は力説。日本文化を土台にしつつ、韓国料理や台湾の家族文化を自然に取り入れる家庭連合の事例を称賛する。スパイ防止法が「日本の免疫」に北村氏が強く訴えるのが「スパイ防止法」の必要性だ。「日本人ファーストが排外主義に陥らないためには、多文化共生との調和が不可欠。その基盤を守るのがスパイ防止法」と語る。家庭連合がスパイ防止法を早くから主張してきた理由を、北村氏は「他国の利益のために自国を分断する活動を防ぐため」と解説。メディアや一部勢力が「共産主義や社会主義を隠れ蓑に国家を内側から壊そうとしている」と警鐘を鳴らす。特に、家庭連合へのメディアの攻撃は「スパイ防止法の必要性を隠すための工作」と断言。「メディアは重箱の隅をつついて30年前の話を蒸し返すが、家庭連合は2009年以降、組織運営を改善している」と反論する。スパイ防止法は、多文化共生を支える「日本の免疫」として不可欠だと訴えるのだ。「左翼」「リベラル」「サヨク」を分ける視点北村氏のもう一つの注目点は、「左翼」「リベラル」「サヨク」の区別だ。「漢字の左翼は共産主義や社会主義を信奉し、資本主義を敵視する勢力。リベラルは自由や人権、多様性を重視する優しい思想。だが、カタカナの『サヨク』は、左翼がリベラルを装って国家を分断する存在」と定義。この混同が、メディアや政治の混乱を招いていると指摘する。「本物のリベラルは貧困対策や差別反対を掲げるが、『サヨク』はそれを口実に国を弱体化させる」と北村氏。例として、温暖化を理由に産業を抑制する動きや、自衛隊を「災害支援専門」に矮小化する主張を挙げ、「カモフラージュされた左翼の意図」と批判。家庭連合ウォッチャーとしての視点から、「彼らがスパイ防止法を求めるのは、国家を内側から守るため」と結論づける。安倍元首相の遺志を継ぐ決意北村氏の出馬の背景には、安倍晋三元首相への強い思いがある。「安倍さんが頑張っている時、外から支えたいと思った」と語り、その遺志を継ぐ決意を表明。自民党内の保守派も「黙ってやられていたわけではない」とし、麻生太郎氏らを中心に準備を進めてきたと明かす。「自民党も変わるきっかけになる」と期待を寄せる。一方、NHK党への思いも吐露。「NHK党は今後強くなる」と予測しつつ、自民党と立憲民主党の連立など「ありえない」と断言。政治の混迷を打破するため、保守の新たな旗手として立ち上がった北村氏の戦いは続く。ワイドショー民主主義の終焉北村氏は「ワイドショー民主主義は10年後には廃れている」と予言。「SNSで誰もが発信できる時代。民主主義は変わる」と強調する。メディアの偏向報道に頼らず、国民一人ひとりが真実を見極める力を求めているのだ。編集後記北村晴男弁護士の参院選出馬は、単なる選挙戦の話題を超え、日本の未来を左右する大きなうねりだ。「日本人ファースト」と「多文化共生」の調和、スパイ防止法の必要性、そして「左翼」「リベラル」「サヨク」の区別――その主張は、メディアの偏向と政治の混迷に一石を投じる。家庭連合への洞察を軸に、保守の新たな地平を開く北村氏の動向から目が離せない。あなたはどう考えるか？ 議論を巻き起こせ！（了）
