- 宏池会(岸田派の源流)は「アメリカの言いなり」で、ウクライナ支援やLGBT推進を「はいはい」と受け入れる米従属派。
- 清和会: 一方、安倍晋三氏の清和会は「日本独立を目指す民族派」。
- 親中派: そして、石破氏が属する第三のグループが「親中派」――田中角栄以来の中国シフトで、今や中国の「エージェント」となっているという。
「中国は日本が軍備増強して独立することを一番恐れている。だから、自民党内親中派の宏池会や二階派が、米従属派と手を組んで安倍派を潰したんです。安倍さんが急逝したのも、彼らにとって都合が良かった」――茂木氏の言葉は衝撃的だ。安倍氏の死後、派閥解消、裏金問題での公認剥奪で保守派議員が次々落選。石破氏は「わざとリベラル色を強調して保守支持を剥がし、選挙で大敗させた」と茂木氏は断言する。「これは成功ですよ。安倍派を一掃できたんだから、森山幹事長も石破氏を褒め称えてるんです」。“文化大革命”の全貌――自爆テロで党内粛清茂木氏が石破氏の行動を「文化大革命」に喩える理由は明快だ。中国の毛沢東が改革派を民衆に叩かせて権力を固めたように、石破氏は「自民党をわざと負けさせて、保守派を排除」しているという。「選挙惨敗で下野しても、党内反対勢力が一掃されればいいんです。まさに自爆テロですよ」。全国で石破氏へのバッシングが沸騰中。「品がない」「無責任」「見るのも嫌」との声が渦巻くが、茂木氏は「石破さんはバカじゃない。極めて有能で、作戦通り」と擁護する。安倍氏の甘さが招いた事態だとも。「安倍さんはリベラル派を政権に取り込んだ。二階さんが中国に媚び売ってるのに、口では批判してた。嘘はもうやめましょう」。協議離婚のシナリオ――自民党分裂で新時代到来?ここで茂木氏が提唱するのが「自民党内協議離婚」だ。「自民党は違う考えのグループがくっついてたんです。別れて当然ですよ」。石破氏がリベラル派を率い、保守派が離脱すれば、党は綺麗に分かれる。立憲民主党との連立も視野に? 「1930年代のイギリスで、マクドナルド首相が労働党除名後も野党と組んで政権維持した例がある。石破さんも立民を頼って保守派を追い出せばいい」。今週末の両院議員総会で総裁選前倒しが議論される中、茂木氏は石破氏にアドバイス。「衆院解散を宣言して、反対議員の公認を剥奪せよ。総裁選に出馬して粘れ。小泉進次郎が勝っても、総理は辞めなくていい。自民トップは国のトップじゃないから」。保守派議員は「我慢の限界」が来ればと自民離脱する。「石破さんの功績ですよ。国民が新しい政党を選べるようになる」――茂木氏の言葉は皮肉交じりだが、自民党の終焉を予感させる。国民の選択が鍵――石破“革命”の結末は?石破政権は中国寄りで日本独立を阻害するのか? それとも、自民党の膿を出し切る改革か? 茂木氏は「どんなにディスられても、石破さんを応援したい。頑張ってください」と締めくくる。
自民党分裂は日本政治の地殻変動を招く可能性大、大乱戦必至だ。