なぜ解散命令の要因とも言える拉致監禁を早期に止められなかったのか?反統一教会勢力の家庭連合信者への拉致監禁“震源地”荻窪での森山諭を逮捕できなかった悲劇とは?

全国拉致監禁・強制改宗被害者の会より引用

戦後最大の人権蹂躙が、影で蠢く。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合、以下家庭連合)の信者を標的にした拉致監禁事件は、4300人を超える被害者を生み出した。その中心に、東京・荻窪の森山諭牧師がいた。荻窪栄光教会を拠点に、組織的な拉致監禁を主導した森山を、なぜ警察は逮捕できなかったのか? 1997年の鳥取教会襲撃事件では元警察官が関与したのに不起訴。天下り先の警備会社が300万円で拉致計画を請け負う「犯罪ビジネス」の実態。そして、警察、公安、司法の腐敗が、この蛮行を野放しにした。その闇を暴く。なぜ森山諭なのか? 戦後最大の人権侵害の震源森山諭――この名は、家庭連合信者への拉致監禁事件の震源地として歴史に刻まれる。荻窪栄光教会を拠点に、1966年から始まったその蛮行は、戦後最大の人権蹂躙だ。なぜ彼なのか? その理由は5つに集約される。
  1. 共産党系との関わり:森山は共産党系民医連の精神病院(久留米ヶ丘病院)と後藤富五郎(全国原理被害者更正会会長)と共に、1979年に信者を強制入院させ、麻酔注射や精神薬で脱会を強要。1986年の民事訴訟敗訴で精神病院監禁は下火となったが、共産党の反家庭連合キャンペーンがこの蛮行を黙認したとされる。
  2. 社会党系との深い結びつき:森山の荻窪栄光教会は、社会党系勢力と密接。宮村峻(脱会カウンセラー)の妻は同教会の敬虔なクリスチャンで、宮村の拉致監禁を後押し。1987年に社会党系弁護士・山口広が発足させた全国霊感商法対策弁護士連絡会全国弁連)は、拉致監禁を「保護説得」と正当化し、荻窪のマンション(例:荻窪フラワーホーム)で被害を拡大させた。
  3. 犯罪数の桁外れの規模:森山は自ら800人以上、宮村は1000人以上の信者を拉致監禁したとされる(X投稿)。最悪の事例は、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表・後藤徹氏の12年5ヶ月(1995~2008年)にわたる監禁だ。40度の高熱でも病院に行けず、食事制限や牧師・脱会屋からの罵倒を受け、2015年に最高裁で2200万円の賠償命令を勝ち取った。この裁判で拉致監禁のマニュアルが証拠として提出され、組織性が暴露された。後藤氏を含む被害者8名が起こした5件の裁判は全て勝訴したが、脱会屋15名が起訴猶予で逮捕されず、刑事立件の失敗が問題の深刻さを物語る。
  4. 荻窪という地政学:東京・荻窪拉致監禁のアジトだった。荻窪栄光教会や荻窪フラワーホームは、森山、宮村の犯罪拠点。森山が早期に逮捕されていれば、4000人以上の被害は防げたかもしれない。
  5. 不起訴の連鎖と犯罪の連鎖拉致監禁の刑事事件はことごとく不起訴。4000人以上の被害者の7割が、思想改造の恐怖から監禁牧師、弁護士事務所職員、全国弁連事務局、日本カルト協会理事、脱会屋、ジャーナリストに変貌し、犯罪を拡大。矢崎千絵氏のように、被害者が全国弁連の事務局で活動する皮肉な現実が、腐敗の深さを物語る。
鳥取教会襲撃事件:元警察官の蛮行と警察の黙認1997年6月7日、鳥取教会に悪夢が押し寄せた。スタンガン、鉄パイプ、チェーンを振りかざす約20人の武装集団が乱入。信者の富澤裕子さんが拉致され、1年3ヶ月の監禁生活を強いられた。驚愕の事実――主犯格には鳥取県警の元警察官複数名と現職税務署職員がいた。衆議院決算行政監視委員会で、桧田仁議員が追及。「40年勤めた元警察官が武装襲撃を主導したのに、なぜ逮捕されない?」 警察庁の林則清刑事局長は「建造物侵入と傷害で6名を書類送致」と答弁し、凶器使用を否定。だが、警察は本格捜査を怠り、元警察官の関与を「見て見ぬふり」。内部腐敗の臭いが漂う。この事件は氷山の一角だ。元警察官たちが信仰者を拉致・暴行しても、書類送致で終わり、加害者は野放し。末端警官が被害者に同情しても、上層部が介入し、信者を親元に強制返還。福田ますみ氏の調査で、警察大学校で長年「カルト問題」を講義した紀藤正樹弁護士が、家庭連合を「悪の集団」と刷り込み、末端警官の同情を上層部で潰すシステムを構築したことが判明。これが、4300人もの被害を生んだ元凶だ。組織的「拉致監禁計画書」と警察の腐敗桧田議員が国会で暴露した「拉致監禁計画書」の存在は衝撃的だ。集団が事前に計画書を作成し、警察に連絡して了承を得ていた。2000年4月20日衆院委員会で、警察庁長官・田中節夫は「被害申告を承知」と認めながら、組織犯罪をスルー。毎年300人、20年で4000人超の被害者が生まれる国家への挑戦状を、警察は握り潰した。腐敗の極みだ。闇はさらに深い。1987年頃、右翼団体が親から金を取って信者を返す「ビジネス」を展開。家庭連合は80人近くを返還せざるを得ず、救済活動を停止し、弁護士を引き上げた。これが監禁事件の爆発を招いた。北海道の光尾事件では、鉄格子付きアパートで信者を監禁し、共産党系弁護士が「宗教害じゃない」と擁護。右翼の脅迫と左翼牧師の暗躍が、被害を加速させた。天下り先の警備会社:拉致監禁ビジネスの実態独占スクープ――天下り先の警備会社が「拉致監禁ビジネス」に加担していた。1988年設立の株式会社日本シークレット・サービス(JSS)は、元警視監・佐々木信彦が代表、元警察庁長官・田中節夫が顧問として天下り。JSSは親からの依頼で、300万円で拉致監禁の計画立案、下見、予行演習を請け負った。国会で「厳正対処」と答弁した田中が、退官後に利権に絡む――警察腐敗の象徴だ。公安の陰謀と司法の偏見公安の国策捜査も闇を深める。鳥取事件は公安の延長線上にあり、新生事件では顧客を脅して被害届をでっち上げ、社長を120日勾留。ストーカー事件では、公安が拉致被害者を犯罪者に仕立て、母親が「公安が訴えろと言ってきた」と告白。信者の祈りを、国家の陰謀で潰す蛮行だ。司法も腐敗の頂点。鳥取事件の加害者は不起訴、民事勝訴でも刑事罰なし。全国弁連の弁護士たちは監禁を「ビジネス」化、メディアと結託して被害を水増し。裁判所は「カルトだから負ける」枠組みで偽証を容認。
家庭連合は被害者にも拘らず、解散命令の危機に瀕する。2022年、「カルト」との発言が侮辱罪、2024年に名誉毀損で法的責任が問われ、「霊感商法」は60年間法的問題なし、「マインドコントロール」は裁判所で100%棄却。「マインドコントロールは幻想」と司法が判断する中、この虚構のレッテルが拉致監禁を正当化してきた。家庭連合は「これが人権侵害の根源」と訴える。奈良県警の安倍暗殺不祥事隠蔽同様、真実を歪曲し、4300人の叫びを封殺。浜田聡議員の質疑でも、文科省警察庁は逃げ腰だ。荻窪の悲劇:森山諭を逮捕できなかった代償森山諭は荻窪栄光教会を拠点に800人以上の信者を拉致監禁。宮村峻は1000人以上を監禁し、荻窪フラワーホームで蛮行を続けた。1984年、矢崎千絵氏は森山に5日間、1988年には宮村に2~3ヶ月監禁され、40歳まで自殺願望に苦しんだ。後藤徹氏は12年5ヶ月の監禁で、2015年に民事訴訟で勝訴したが、刑事立件はゼロ。警察・公安の怠慢が、4000人以上の被害者を生んだ。森山を早期に逮捕できていれば、この悲劇は防げたかもしれない。結論:腐敗の連鎖と4300人の叫び警察は弾圧の実行者、公安は闇の番犬、司法は偏見の執行機関。共産党系・社会党系弁護士の影がスパイ防止法を阻み、日本国憲法9項目、国際法違反17項目を無視した解散命令は憲法を嘲笑する。4300人の被害者の叫びは、歴史に刻まれる。森山諭を逮捕できなかった悲劇は、戦後最大の人権侵害の元凶だ。この腐敗は、決して赦されない。
猛暑の八月、憲法学者違憲指摘は、信教の自由の尊さを思い起こさせる。蝉の合唱が静まる夕べに、多様な信仰が共存する社会の美しさを考える。信教の自由を守ることは、魂の庭園を豊かにする鍵だ。こうした視点が、夏の熱気を優しく和らげる。あなたもこの考えに共感するなら、家庭連合への解散命令に反対する署名に参加して、信教の自由を守る一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。詳細はこちら:家庭連合の解散命令に反対する署名 

家庭連合の解散命令に反対する署名

森山諭(wikipediaより)
森山諭の時系列まとめと関連勢力とのつながり1. 時系列まとめ
  • 1908年2月14日福島県耶麻郡塩川町(現・喜多方市)生まれ。幼少期から「生と死」「男女の存在」を思索。
  • 1926年福島県会津農林学校入学。ノイローゼに悩み、聖書の言葉に感化されキリスト教へ回心。
  • 1928年:サチ夫人と結婚、2男5女をもうける(長女・次男は幼少期に死去)。
  • 1937年キリスト教雑誌『待望』を創刊、伝道活動を開始。御牧碩太郎牧師から洗礼を受ける。
  • 1941年:『待望』が非戦論掲載により発禁処分。
  • 1951年:日本イエス・キリスト教団を創立、待望教会の牧師となる。
  • 1958年:東京教会を駒込に設立。
  • 1960年荻窪栄光教会を中田羽後と共同設立。後に統一教会(現・世界平和統一家庭連合、以下家庭連合)信者の拉致監禁拠点となる。
  • 1966年:家庭連合を「異端」とみなし、信者の拉致監禁による脱会説得を開始。日本初の拉致監禁事件が記録される。後藤富五郎(全国原理被害者更正会会長)と連携し、荻窪栄光教会を拠点に活動。動機は家庭連合の教義(合同祝福式など)への宗教的対立。森山は800人以上の信者を拉致監禁したと主張。
  • 1970年代国際勝共連合(1968年創立)の影響力拡大に伴い、拉致監禁が増加。1978年の京都府知事選挙での共産党敗北後、反家庭連合運動が活発化。森山と後藤は久留米ヶ丘病院を利用した監禁を頻発。
  • 1979年:久留米ヶ丘病院事件。家庭連合信者(美馬秀夫氏、Oh-chan氏ら)を強制入院させ、麻酔注射や精神薬で脱会を強要。森山と後藤が共謀し、親族に謝礼金(例:20万円)を要求。
    • 1980年3月:家庭連合側が人身保護請求を東京高裁に提起(昭和55年(人ナ)第1号)。裁判所は精神障害を認めず釈放を命じる。
    • 1986年2月:美馬氏らが病院長(落良江)と後藤を提訴、東京地裁が総額250万円の賠償を命じる。
  • 1983年頃:宮村峻(脱会カウンセラー)と連携開始、荻窪栄光教会で脱会説得を強化。宮村は学生時代に左翼活動を行い、妻が同教会のクリスチャン。宮村は1000人以上の信者を拉致監禁したとされる。
  • 1984年11月:矢崎千絵氏(筑波大学原理研究会メンバー)が荻窪栄光教会に拉致監禁。森山と5日間議論し、警察介入で解放。
  • 1988年2月~5月:矢崎氏、再度拉致監禁。東京のマンションに2~3ヶ月監禁され、宮村らから説得を受け脱会。40歳まで自殺願望に苦しむ。
  • 1987年:黛藤夫が宮村の監禁説得で脱会、荻窪栄光教会の信徒となり、後に脱会活動に関与。
  • 1990年:森山が病気で引退。黛藤夫や神保たみ子が荻窪栄光教会の脱会活動を引き継ぐ。
  • 1991年:日本福音振興会から福音功労賞受賞。
  • 1995~2008年:後藤徹氏が12年5ヶ月監禁され、棄教を迫られる。40度の高熱でも病院に行けず、食事制限や罵倒を受ける。2015年、最高裁で2200万円の賠償命令を勝ち取り、拉致監禁マニュアルが証拠として提出。
  • 1996年7月22日:沈下性肺炎で死去(88歳)。死後も宮村や黛らが荻窪栄光教会で活動継続。
  • 2000年代以降民事訴訟(2002年富澤裕子氏、2004年寺田こずえ氏、2015年後藤徹氏など、被害者8名による5件)で全て勝訴。脱会屋15名が起訴猶予で逮捕なし。拉致監禁は2016年以降ほぼ終息。荻窪栄光教会の活動も縮小。
  • 2012年以降:矢崎千絵氏、全国弁連事務局で活動開始。
  • 2022年以降:「カルト」発言が侮辱罪、2024年に名誉毀損で法的責任が問われる。「霊感商法」は60年間法的問題なし、「マインドコントロール」は裁判所で100%棄却。
2. 森山諭と後藤富五郎
  • 関係性:1966年頃から後藤富五郎(本名:富三郎)と連携し、荻窪栄光教会を拠点に拉致監禁を主導。後藤は親族を動員し、謝礼金(例:20万円)を受け取るビジネスモデルを確立。「200人以上の更生記録」を記録。1979年の久留米ヶ丘病院事件では、森山と後藤が共謀し、信者を強制入院させ、麻酔注射や精神薬で脱会を強要。後藤は信者を「原信者」と呼び、家庭連合を誹謗中傷。Oh-chan氏の手記では、後藤の不適切な性的発言や1976年の丸山隆レイプ事件への関与が示唆され、森山との連携下で黙認された可能性。
  • 証拠:東京高裁昭和55年(人ナ)第1号判決(1980年3月)で後藤の拉致監禁が認定。1986年の東京地裁判決で後藤と病院長に賠償責任。後藤徹氏の陳述書やOh-chan氏の手記で連携が記述。
3. 森山諭と荻窪栄光教会
  • 関係性:1960年に設立した荻窪栄光教会を1966年から拉致監禁の拠点に。家庭連合を「異端」とみなし、親族を巻き込んだ監禁説得を組織化。宮村の妻がクリスチャンとして所属。1984年、矢崎千絵氏を教会に監禁。1980年代以降、宮村がマンション監禁に移行。1987年、黛藤夫が脱会後、教会の信徒に。1990年の森山引退後は黛や神保たみ子が活動を主導。
  • 証拠:後藤徹氏の陳述書で1987年の監禁説得が証言。森山、宮村の連携が確認。矢崎氏の証言で1984年の監禁が記述。
4. 森山諭と共産党 5. 森山諭と民医連
  • 関係性:民医連は共産党と密接とされ、1979年の久留米ヶ丘病院事件で利用された。後藤が手錠や麻酔注射を使用。1986年の敗訴後、マンション監禁に移行。
6. 森山諭と宮村峻
  • 関係性:1983年頃、宮村と連携し、荻窪栄光教会で活動強化。宮村は左翼活動歴を持ち、妻が教会員。1000人以上の監禁に関与。1984年と1988年、矢崎氏の監禁事件で森山と連携。1995~2008年の後藤徹氏の12年5ヶ月監禁で中心的な役割。1985年、鳥海豊氏との面談で、森山は監禁を聖書(マタイ11:12)で正当化。
  • 証拠:後藤徹氏の陳述書、鳥海豊の『脱会屋のすべて』、矢崎氏の証言で連携が確認。伊藤芳朗の陳述書(2012年11月14日)で宮村の違法性が批判。
7. 宮村峻全国弁連(伊藤芳朗の陳述書)
  • 関係性全国弁連は1987年に設立(山口広ら社会党系弁護士が発足)。後藤の拉致監禁を支援し、親族への法的助言でビジネス化。矢崎氏は2012年から事務局で活動。伊藤芳朗は宮村の違法性(後藤徹氏の8年監禁など)を批判し、弁連から排除。
  • 証拠:伊藤の陳述書で宮村の違法性が裏付け。VectorYazaki氏、鈴木健氏、Oh-chan氏の手記で弁連と後藤の連携が示唆。
引用元:本稿は、Wikipedia、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」Q&A、ブログ「あと10年をポジティブに生きる記録」、「拉致監禁by宮村の裁判記録」、東京高裁昭和55年(人ナ)第1号判決、鳥海豊「監禁250日」、矢崎千絵氏の証言に基づいて作成。

死闘 監禁4536日からの生還