SALTY講演会:砂川竜一牧師が語る「信教の自由と許しの力」

心の癒しと日本のリバイバルを求めて結論から申し上げますと、2025年8月11日に開催された日本キリスト者オピニオンサイト -SALTY- の特別講演会は、砂川竜一牧師の魂を揺さぶる証言を通じて、信教の自由の危機と向き合う深い意義を私たちに示しました。家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令は、一宗教の問題を超え、個人の信仰選択の尊厳を脅かすもの。砂川牧師の「許し」の物語は、キリスト教会が過去の過ちを認め、謝罪することで、日本に調和とリバイバルをもたらす希望を静かに灯します。信仰の自由を守ることは、温かな絆で結ばれた社会を築く第一歩となるでしょう。心を結ぶ講演会の幕開け2025年8月11日、東京のお茶の水クリスチャンセンター礼拝堂にて、SALTY主催の特別講演会『信教の自由を脅かす解散命令』が開かれました。祝日の穏やかな午後、祈りと賛美「フィンランディア」の荘厳な調べが会場を満たし、世界平和への願いが静かに響き合いました。司会の西岡力教授は、SALTYの理念—キリスト者による活発な言論空間の創造—を穏やかに紹介。木下代表の挨拶では、柳に風のような柔らかな対話の大切さが語られ、参加者の心を一つに結びました。砂川竜一牧師、魂の物語と信仰の選択この日の中心は、沖縄・つきしろキリスト教会の砂川竜一牧師による特別講演。ハーフとして生まれ、米軍基地のフェンス越しに父を想いながら育った幼少期は、家族の記憶を紐解くような切なさと温かさに満ちています。17歳で父を訪ねたアメリカへの旅で、牧師は「許すこと」の力を学びました。父に捨てられた痛みを抱えながら、神の愛を通じて「許すよ」と伝えた瞬間、心は温かな光に満たされたのです。「お父さんとお母さんが出会ってくれたから、私が生まれた。それだけで感謝」と語る牧師の言葉は、人生の深い意味を静かに照らします。砂川牧師は、信仰とは「選択」の自由であると、聖書から穏やかに説きます。
創世記2章16-17節を引用:「神である主は人に命じて仰せられた。『園のどの木からでも、好きなように食べてよい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。それを食べる日には、必ず死ぬ。』」
文語訳:『主なる神、人に命じて曰ひたまふ、凡そ園の木の実は食ふべし。されど善悪を知るの木の実はこれを食ふべからず、これを食ふ日には必ず死すべし。』
この聖句は、神がアダムとイブに選択の自由を与えたことを示します。善悪の木の実を食べるか否か—神は強制せず、人間の自由意志を尊重されました。牧師は、この自由が信仰の核心であり、個人が神に従うか否かを自ら選ぶ権利が信教の自由の根幹だと強調します。家庭連合について、牧師は率直に「キリスト教の異端」と認めつつ、解散命令の不当性を力強く訴えます。「犯罪を犯していない宗教団体をレッテル貼りで排除するのは、民主主義の危機。中国の法輪功迫害のように、次はキリスト教会が標的になるかもしれない」。中国では、法輪功信者が「邪教」と決めつけられ、強制収容所での臓器摘出という非人道的な迫害を受けた例を挙げ、信教の自由の侵害が社会全体の危機につながると警告します。さらに、キリスト教会が過去に家庭連合の信者を拉致監禁した過ちを認め、謝罪の必要性を穏やかに訴えます。30年間、父や母を失った子どもたちを養子として育てた経験を重ね、「神の愛は心の隙間を埋める」と語る姿は、深い慈愛に満ちています。牧師は第2歴代誌7:14を引用し、日本リバイバルの希望を灯します。「もし私の民で、私の名を呼び求めている者が、みずからへりくだり、祈りを捧げ、私の顔を求め、その悪い道から立ち帰るなら、私は天から聞き、彼らの罪を赦し、彼らの地を癒す。」
文語訳:『わが名をもて呼ばるるわが民、もしみずから卑くし、祈り、わが顔を求め、その悪しき道を離るるならば、我、天よりこれを聞き、その罪を赦し、その地をいやさん。』
この聖句は、神の民が悔い改め、祈りによって癒しを求めることで、神が地を回復すると約束する言葉です。砂川牧師は、キリスト教会が拉致監禁の罪を悔い改め、家庭連合に謝罪することで、日本に神の癒しがもたらされると信じます。
子どもたちが「自分は生まれない方が良かった」と感じる現代社会で、教会が神の愛を伝え、癒しの役割を果たすべきと訴えます。「許しと謝罪が、日本を温かな社会に変える鍵」と、静かな確信を込めて締めくくりました。これからの希望と対話の道砂川牧師の物語は、信教の自由を守ることが個人の心の癒しと社会の調和につながることを教えてくれます。この集会は、信仰の多様性を尊重し、許し合う心が日本をより温かな社会に導くと信じさせてくれる、穏やかで深いひと時でした。砂川牧師の優しいメッセージに触れ、心の糧としてください。解散命令に反対する署名に参加しよう信教の自由を守るため、ぜひ署名にご参加ください。 署名を通じて、公正な社会を守る一歩を共に踏み出しましょう。