有識者による家庭連合解散命令への反対署名、1,000名突破目前!その深い理由とは?

まだ暑さが続く9月の空の下、ひとつの静かなる闘いが熱を帯びています。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令をめぐる裁判で、「公平・公正な裁判を求める有識者の会」が立ち上がり、その賛同署名が1,000名に迫る勢いを見せています。国際弁護士の中山達樹氏を筆頭に、宗教家、法学者、弁護士、医師、議員など、各界の有識者193名(9月2日時点)が名を連ね、すでに850名を超える賛同者が集結。この運動は、特定の宗教団体への肩入れではなく、法の公平性と正義を求める普遍的な願いの結晶として、国内外で注目を集めています。なぜ、信者でない多くの有識者がこの問題に立ち上がり、声を上げるのか。その背景に迫ります。法の正義を揺るがす審理への疑義この署名活動の核心は、東京地方裁判所が2025年3月25日に下した解散命令の審理が、果たして公平かつ公正だったのかという深刻な疑問です。有識者たちは三つの問題点を指摘しています。第一に、解散の根拠とされた32件の民事裁判が平均32年前、44%が昭和の時代に遡る古い事案であること。第二に、2009年のコンプライアンス宣言以降、違法な献金は2014年の1件(対象者1人)を除きほぼゼロであるにもかかわらず、裁判所が「想定」される被害を根拠に被害の継続性を認めたこと。第三に、政府提出の証拠文書に改ざんや捏造の疑惑が浮上し、名義人から「そんなことは言っていない」との証言が複数あったにもかかわらず、これが黙認されたことです。これらの点は、証拠に基づく厳格な審理を求める「証拠裁判主義」や、憲法が保障する公開裁判の権利を揺るがすものとして、国内外から強い批判が寄せられています。「これは家庭連合を擁護する運動ではない。法の下の平等と公正な審理を求める闘いだ」と、呼びかけ人代表の中山達樹弁護士は力を込めます。非公開審理による国民の知る権利の侵害は、民主主義の根幹を脅かすとの危機感が、有識者たちを結びつけ、署名へと突き動かしているのです。多彩な顔ぶれが示す、正義への願い賛同者には、国際宗教自由サミット共同議長のサム・ブラウンバック氏、早稲田大学名誉教授の林正寿氏、国際人権弁護士のパトリシア・デュバル氏など、国内外の重鎮が名を連ねます。彼らの多くは家庭連合の信者ではありません。それでもこの問題に立ち上がるのは、法の正義と信教の自由を守るためです。「もし一つの団体が不公平な審理で解散させられるなら、どの宗教も同じ目に遭う可能性がある」と、ある賛同者は語ります。この運動は、特定の信仰を超え、法の公平性を求める普遍的な願いを体現しています。9月4日まで延長された署名活動は、1,000名の大台を目指し、東京高等裁判所に提出される予定です。fair-trial.jpでの署名は、正義を求める一歩として、今なお多くの人々の心を動かしています。酷暑の中でも、この運動の熱は冷めません。あなたもこの願いに賛同し、未来の正義をともに築きませんか?賛同者一覧(9月2日時点、193名)宗教界 学者 弁護士
  • 中山達樹(国際弁護士、呼びかけ人代表)
  • 徳永信一(弁護士)
  • パトリシア・デュバル(国際人権弁護士)
  • アレッサンドロ・アミカレッリ(弁護士、欧州宗教の自由連盟会長)
  • 山根秀太(弁護士)
  • Mark Brann(弁護士)
  • Barunesh Chandra(弁護士)
  • Martin Slezák(弁護士)
  • Reno Iskandarsyah(弁護士)
  • Kumar Kanagasabai(弁護士)
  • Mirella Lechna-Marchewka(弁護士)
  • 太田雅利(弁護士)
  • 中村隆夫(弁護士)
  • 堀川敦(弁護士)
  • 佐々木海(弁護士)
  • 平岩利文(弁護士)
  • 加藤成一(外交評論家、元弁護士、元日弁連代議員)
  • 平田建喜(元検事)
医師
  • 明石洋三(医師)
  • 瀬戸本賢(医師)
  • 岡田滋裕(医師)
  • 中村信也(医師)
  • 丹治裕子(医師)
  • 河合秀彦(医療法人理事長、医師)
  • 干川守貞(歯科医師
  • 斎藤裕(クリニック院長)
  • 有須田有里恵(医師)
  • 松岡和福(医師)
  • 小出浩久(医師)
  • 岡本年弘(形成外科部長)
  • 鈴木正(歯科医師
  • 多久島匡登(医師)
  • 島本涼一(医師)
  • 渡邊泰博(病院理事長)
  • 上川床裕(医師)
  • 北澤雅行(歯科医師
  • 多比良清(病院理事長)
  • 瀧川恭史(病院院長)
  • 川野功雄(診療所院長)
  • 田邊輝真(総合病院救急科部長)
  • Marcela Gregurkova(医師)
議員 有識者
  • ペマ・ギャルポ政治学博士、国際宗教自由連合副会長)
  • 福田ますみ(ノンフィクション作家)
  • 窪田順生(ノンフィクションライター)
  • 加藤文宏(著述家)
  • 高永喆(コラムニスト、元韓国国防省分析官)
  • フユマン・A・ムガールイスラム評論家)
  • マッシモ・イントロヴィニェ(新宗教研究センター理事長)
  • マルコ・レスピンティ(「Bitter Winter」誌担当ディレクター)
  • ロシータ・ショリーテ(国際難民宗教自由監視機構会長)
  • ウィリー・フォートレ(「国境なき人権」ディレクター)
  • グレッグ・ミッチェル(国際宗教自由ラウンドテーブル共同議長)
  • Miguel Ángel Gonzales Olivos(人権団体代表)
  • 金廣昇(元民団中央本部議長)
  • 増子耕一(世界日報社客員論説委員
  • 和田賢一世界日報社元編集局次長)
  • 花田紀凱(編集者)
  • 野中信男(公認会計士
  • 林順子(元小学校校長)
  • 末永喜久子(民団渋谷支部婦人会副会長)
  • 鄭時東(民団前渋谷支部団長)
  • 黄載和(民団支部前支団長)
  • 飯塚信男(税理士)
  • Elias Lorette(校長)
  • 堀口健(行政書士
  • Nicholas Kernan(法務アシスタント)
  • Cheryl Wetzstein(ジャーナリスト)
  • 慶野光雄(行政書士
  • 増元栄和自衛隊元空将)
  • 廣瀬晴年(立正佼成会前OB職員会事務局長)
  • Antonio Stango(Italian Federation for Human Rights会長)
  • Hans Noot(人権専門家)
  • Aaron Rhodes(欧州宗教の自由フォーラム会長)
  • Peter Zoehrer(欧州宗教の自由フォーラム執行役員
  • Surinder Pal Singh(米国シーク教事務総長)
  • 直原研造(商業高校元校長)
  • 木村睦夫(元小学校校長)
  • Samuel Ota Linhares(NGO代表)
  • 和田弘(元県立高校校長)
  • 大井美智子(音楽研究家)
  • 中村公一(元飯能市議会議員)
  • 姜煕滿(元民団大阪府住吉・住之江支部支団長)
  • Kim Eunhee(民主平和統一諮問委員)
  • Sérgio de Azevedo Redó(ブラジル・サンパウロ州報道協会会長)
  • 高橋順(顧問業、元サムスン電子首席研究員)
  • 上田芳男(行政書士
  • 小笠原裕(中小企業診断士行政書士
  • 渡部正樹(行政書士
  • 石原登文(行政書士
  • Dale A Garratt(作家)
  • 吉澤茂(行政書士
  • 岩瀬浩明(税理士)
  • 三津間弘彦(執筆業)
注記:上記は9月2日時点での賛同者一覧であり、署名は引き続き募集中(fair-trial.jp)。