速報 ニュート・ギングリッチ氏が米韓会談前に緊急Xポスト「韓鶴子総裁を今日釈放して、トランプ大統領がソウルに到着した際に迎えられるようにすべき」
2025年10月29日 – 米国の著名な政治家で元下院議長のニュート・ギングリッチ氏が、10月28日夜にX（旧Twitter）で緊急の投稿を行い、韓国の人権問題に鋭く切り込んだ。
投稿の核心は、韓鶴子総裁（Dr. Hak Ja Han、83歳）の即時釈放を求めるもので、「今日釈放して、トランプ大統領がソウルに到着した際に迎えられるようにすべき」と強く主張。米韓首脳会談を前にしたこの発信は、ギングリッチ氏の242.7万フォロワー間で瞬時に拡散され、6万件以上の表示を記録。国際社会に衝撃を与えている。
投稿の核心：韓国大統領の言葉を逆手に取った釈放要求
ギングリッチ氏の投稿は、韓国大統領の李在明氏（Lee Jae-Hyung）が検察の不正を批判した発言を引用して展開される。李大統領の言葉は、「検察は根拠のない事件を起訴し、無罪判決を受けても上訴を繰り返し、国民に苦痛を与える。これはなぜ許されるのか？ 国家はなぜ国民にこれほど残酷なのか？」という痛烈な告白だ。
ギングリッチ氏はこれを、韓国政府の宗教弾圧の象徴として利用し、「この言葉が彼の政府を、今日、Dr. Hak Ja Hanの釈放へと導くべきだ」と断言。
特に強調されたのは、韓鶴子総裁の過酷な拘束状況。「彼女は83歳で、数週間、独房で床に寝かされ、孤立した状態で耐えている。これは明らかに反宗教的で不当だ。李大統領の言葉は正しい。今日釈放せよ。トランプ大統領がソウルに到着した際に、彼女が出迎えられるように。
其他の宗教囚人らも釈放すべきだ。それが李大統領の言葉を行動に変えることになる」と、具体的な行動喚起を呼びかけている。この「迎えられるようにすべき」というフレーズは、投稿のクライマックスとして、米韓関係の象徴性を際立たせている。
投稿時間は現地時間午後6時19分。ギングリッチ氏のプロフィール（夫、父、祖父、市民、著者、元下院議長）からも、彼の人間味あふれる人道的視点がうかがえる。
背景：統一教会弾圧と米韓会談の影
韓鶴子総裁は、故・文鮮明総裁の妻として、世界平和統一家庭連合（統一教会）の精神的指導者。韓国では教会に対する不当な強制捜査が続き、2025年に入り、関係者の逮捕・拘束が激化。国際人権団体はこれを「宗教的迫害」と非難しており、ギングリッチ氏の投稿はこうした文脈で、トランプ大統領のソウル訪問を機に変革を促すものだ。
トランプ大統領の訪韓は、米韓同盟強化と北朝鮮問題が主眼だが、この人権問題が新たな火種となる可能性が高い。共和党保守派の重鎮であるギングリッチ氏の声は、米政権内にも影響を及ぼすだろう。
反応の広がりと今後の行方
X上では「#ReleaseHakJaHan」「#FreeKoreanReligiousPrisoners」ハッシュタグが急上昇。統一教会支持者から「英雄的発言」との賛辞が寄せられる。
韓国政府はまだ公式反応を示していないが、李大統領の検察批判が国内で反響を呼ぶ中、釈放の動きが加速する兆しはある。トランプ大統領到着が目前に迫る今、ギングリッチ氏の「緊急Xポスト」が、言葉から行動への転換を促す鍵となるか――世界が固唾を飲んで見守っている。
