【速報10/30】トランプ大統領精神的顧問マーク・バーンズ牧師「マザームーンを攻撃すれば、次はあらゆる宗教が狙われる!」とソウル拘置所前で警告

2025年10月30日
宗教的・政治的な波紋を呼ぶ発言か? ドナルド・トランプ米大統領の精神的顧問で、ホワイトハウス首席内定者でもあるマーク・バーンズ牧師が、自身のSNSに投稿した動画が韓国政界と宗教界に衝撃を与えている。ソウル拘置所前で行われたインタビューで、バーンズ牧師は統一教会の韓鶴子総裁(通称:マザームーン)を指して、「If they come after Mother Moon, then they will come after you!(マザームーンを攻撃すれば、次はあなただ!)」と警告を発した。この発言は、単なる宗教的連帯を超え、米韓保守勢力間の戦略的なシグナルとして解釈されている。
ソウル拘置所前での衝撃のメッセージ 10月30日、バーンズ牧師はソウル拘置所前に立ち、82歳の韓鶴子総裁の釈放を訴えながら祈りを捧げた。投稿された動画では、彼が「マザームーンは平和の母として一生を捧げてきたのに、でたらめな罪状で投獄されている。彼女の教会を狙うなら、次はすべての宗教が標的になる。福音派、カトリック、ユダヤ教、イスラム教:目を覚ませ!」と熱弁する様子が捉えられている。 この言葉は、韓国国内の宗教弾圧に対する強い懸念を表す一方で、米国保守キリスト教界の視線を韓国に向け、国際的な注目を集めようとする意図が透けて見える。
韓国社会は近年、深刻な政治的変動を経験しており、宗教団体に対する捜査や弾圧が相次いでいる。バーンズ牧師の訪問は、こうした文脈で「宗教の自由」をめぐる警鐘として機能している。政界関係者は、「これは単なる信仰の連帯ではなく、トランプ政権が韓国の状況を注視している証拠だ。中国やロシアへの対抗で、米韓同盟を強化すべきだというメッセージ」と分析する。
バーンズ牧師は現地でさらに、「韓米パートナーシップは絶対に揺るがせてはならない。中国・ロシアの脅威に対抗するため、同盟はより強固に」と強調。トランプ大統領も、韓国に対する初の対外声明で同様のトーンを採用する可能性が高いとされる。
バーンズ牧師のプロフィールと戦略的役割 サウスカロライナ州出身の福音派牧師であるマーク・バーンズは、2016年の共和党全国大会でトランプ大統領を「神の道具」と称賛し、一躍注目を集めた。「Spiritual Diplomat(精神的外交官)」の異名を持ち、宗教を外交ツールとして活用する独自のスタイルで知られる。彼は宗教の自由、反中絶、伝統的家族価値などの保守アジェンダを推進し、政治と信仰の融合を提唱してきた。
今年1月には、韓国の国民の力党・趙正勲議員がワシントンでバーンズ牧師と会談。韓国の弾劾政局について深い議論を交わしたと報じられている。今回の韓国訪問も、トランプ政権の対外戦略と連動したものとみられ、韓国政治にさらなる影響を及ぼす可能性が高い。
関連投稿と反響 バーンズ牧師のX(旧Twitter)投稿は、投稿から数時間で数千のビューを記録。支持者からは「信仰の自由を守る英雄」「トランプの平和外交の象徴」との声が上がっている。一方、批判派からは「外国の介入だ」との反発も。統一教会側は「マザームーンの釈放を求める国際運動が加速する」と歓迎の意を表明した。
この事件は、米韓関係の新たな転機となるか。トランプ政権発足を控え、宗教・政治の交錯が世界的に注目される中、バーンズ牧師の「警告」は今後、さらなる議論を呼び起こすだろう。
Just prayed with Mother Moon, the 82-yr-old Mother of Peace. She’s jailed in S. Korea on bogus charges.
— Pastor Mark Burns (@pastormarkburns) 2025年10月30日
If they’re coming for her church, they’re coming for ALL religions next—including us.
Evangelicals, Catholics, Jews, Muslims: WAKE UP.#SpiritualDiplomat #Trump… pic.twitter.com/ZtTqODnb1k