告発『国家ぐるみのでっちあげ』家庭連合解散命令について福田ますみ氏講演5つのポイントとは?メディアの悪魔化、全国弁連の正体、拉致監禁、冤罪、マインドコントロール神話『国家の生贄』1200日の取材記録、冤罪・拉致監禁・スパイ防止法

告発『国家ぐるみのでっちあげ』家庭連合解散命令について福田ますみ氏講演5つのポイントとは?メディアの悪魔化、全国弁連の正体、拉致監禁、冤罪、マインドコントロール神話『国家の生贄』1200日の取材記録、冤罪・拉致監禁スパイ防止法

国家の生贄

ノンフィクション作家・福田ますみ氏が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合、以下家庭連合)問題に切り込んだ最新刊『国家の生贄』(飛鳥新社)。副題に「冤罪・拉致監禁スパイ防止法」とまで銘打たれたこの520ページ超の大作は、著者が1200日の執念の取材で掴んだ「不都合な真実」の全記録だ。安倍元首相銃撃事件以降、メディアが一斉に悪魔化キャンペーンを展開した家庭連合――だが、福田氏の講演では、そんな“国家ぐるみ”の構図が次々と剥がされていく。核心を突く5つのポイントを一挙公開する。

1. メディアの悪魔化キャンペーン――「誰も殺してない」教団をオウムと同列視する異常事態 福田氏が最初に違和感を抱いたのは、全国霊感商法対策弁護士連絡会全国弁連)の紀藤正樹弁護士がテレビで繰り返す「オウム真理教統一協会が反社会的団体」という発言だ。オウムは死者29人、負傷者数千人を出し、地下鉄サリン事件という未曾有のテロを引き起こした。一方、家庭連合は「犯罪1件も起こしていない」。それなのに同列視? 福田氏は「これはおかしい」と直感。メディアはワイドショーで「高額献金」「霊感商法」を連日叩き、信者を「マインドコントロールされた被害者」扱いしたが、拉致監禁被害の実態は一切報じない。結果、一般国民の脳裏に「悪の秘密結社」のイメージが刷り込まれた――これこそ、完璧な情報操作だった。

2. 全国弁連の正体――「霊感商法被害救済」ではなく「スパイ防止法潰し」が真の目的 全国弁連は、誰もが「霊感商法の被害者を守る正義の弁護士集団」と思い込んでいる。だが福田氏が古い雑誌『前貌』を漁ると、衝撃の事実が。結成時の目的は「スパイ防止法を潰す」ことだったという。家庭連合(旧統一教会)の関連団体・国際勝共連合が反共・スパイ防止法制定を掲げていたため、左翼勢力にとって目の敵。福田氏は家庭連合側に確認すると「みんな知ってるよ」という反応。信者たちは長年知っていたが、一般人は誰も知らない。この情報の非対称性が、40年にわたる「でっちあげ」の基盤だった。

3. 拉致監禁の実態――4300人以上が被害、3階・6階からの飛び降り、性的暴行、自殺まで 福田氏が最も衝撃を受けたのは、信者への「拉致監禁」被害の実例だ。4300人以上が拉致・監禁され、強制棄教(脱会)させられたとされる。3階から飛び降りて腰椎粉砕骨折・噴骨折を負った被害者、6階から落ちて記憶喪失・機能障害を負い別の宗教に転じたケース、1970年代の「富の台聖法務事件」では女性信者が拉致・監禁・レイプされ、訴えを取り下げた後、父親が自殺……。被害者の7割近くがPTSDを発症し、社会復帰不能、家族関係はズタズタ。福田氏は「マインドコントロールを解くため」と正当化されるこの行為を「戦後最悪の人権侵害」と断罪する。

でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫)

4. 冤罪の構造――福田氏の前著『でっちあげ』と瓜二つ、現地取材1日で逆転事実が判明 福田氏は過去に福岡の「殺人教師」冤罪事件を暴いた著書『でっちあげ』で新潮ドキュメント賞を受賞している。あの事件もメディア・弁護士・教育委員会が結託し、事実を無視して教師を悪魔化。家庭連合問題も同じ構造だという。現地取材1日で「加害者側が被害者」だと分かる単純な事実なのに、誰も報道しない。福田氏は「私だけが知ってる」というジャーナリストの本能が疼き、怖さを乗り越えて取材に突入したと告白。国家・メディア・司法が一体となった「でっちあげ」の典型例だ。

5. マインドコントロール神話――これが解散命令の最大の根拠、一般人の7割以上が今も信じ込んでいる 一般人は今も「家庭連合信者は全員マインドコントロールされている」と信じ込んでいる。これが拉致監禁を正当化し、高額献金を「無理やり奪い取ってる」と決めつけ、裁判では信者の証言を「信用できない」と切り捨てる最大の武器。だが福田氏の取材では、信者の多くは「意義を感じて献金している」自主的な行為だった。教団側はもっと積極的に「我々はロボットじゃない、実態を見て」と発信すべきだったと指摘。裁判官も信者と直接会ったことがないため、偏ったイメージで解散命令を下す可能性が高い。福田氏は「信者と触れ合えば、こんな判決は出ないはず」と訴える。

これが福田ますみ氏の講演で明かされた5つの核心。『国家の生贄』は、単なる宗教問題の本ではない。政府・官僚・メディア・司法が結託した「国家ぐるみのでっちあげ」が、今まさに進行中だという告発だ。1200日の孤独な取材で掴んだ真実が、法治国家・日本の根幹を揺るがす。解散命令はまだ覆せるのか? 福田氏の言葉は、重く響く。

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