143日ぶりに釜山拘置所から釈放された“世界路教会”ソン・ヒョンボ牧師 「宗教の自由は絶対に譲れない」 判決直後の独占会見で“米副大統領支援”まで暴露「宗教の自由への深刻な懸念」を米国側は公式表明

143日ぶりに釜山拘置所から釈放された“世界路教会”ソン・ヒョンボ牧師 「宗教の自由は絶対に譲れない」 判決直後の独占会見で“米副大統領支援”まで暴露「宗教の自由への深刻な懸念」を米国側は公式表明

釜山地裁前。凍えるような1月30日午後。143日間の鉄格子生活を終えた男が、マイクを握った。世界路教会(セゲロ教会)ソン・ヒョンボ牧師。昨年9月8日の突然の逮捕から143日。懲役6ヶ月・執行猶予1年の判決で即時釈放が決まった瞬間、周囲は「アーメン!」の大合唱に包まれた。

検察は懲役1年を求刑したが、裁判所は執行猶予付きに留めた。

とはいえ「組織的・計画的な不法選挙運動」「信徒およびYouTube視聴者への影響力が甚大」「特定候補の当選・落選を意図した明確な選挙運動」と厳しく断罪。

牧師側は一貫して「宗教の自由・良心の侵害」と無罪を主張していたが、裁判所は「制限の程度は過度とは言えない」とバッサリ。

それでもソン牧師はまったくひるまない。釈放直後の独占会見で、こう言い切った。

「143日間、拘置所で耐え抜けたのは神の恵みです。自由民主主義国家で、ただの市民をこうして拘束・抑圧するのは絶対に許されません。宗教の自由を最大限守る。それが私の信仰の核心です」

衝撃暴露:アメリカ副大統領が動いた“国際宗教弾圧”問題

会見で飛び出した最大のスクープはこれだ。

アメリカに心から感謝しています。二人の息子をホワイトハウスに2回も招待してくれました。JDヴァンス副大統領らと直接会い、韓国状況を1時間もブリーフィングできたんです。アメリカの牧師1万人以上が私の釈放を求めて署名運動までしてくれた」

昨年1月、ワシントンでの金民錫国務総理とヴァンス副大統領の会談でも、この牧師の拘束が正式議題に上がった。米国側は「宗教の自由への深刻な懸念」を公式表明。判決に“間接的な影響”を与えたとの見方が韓国国内でも広がっている(裁判所はこれを否定)。

143日勾留の“罪状”を数字で振り返る

ソン牧師が起訴された行為の核心は、2025年大統領選挙および釜山教育監再選挙前後の以下の行動だ。

  • YouTubeチャンネル登録者数:20万人超(影響力の規模を示す)
  • 礼拝・祈祷会・生配信での関連発言回数:数十回以上(検察側主張)
  • 具体的な表現例:「李在明(イ・ジェミョン)は大統領になってはいけない」「李在明が死ななければ国が滅ぶ」「金文洙候補を祈れ」「鄭勝潤教育監候補の勝利を祈る」
  • 保守候補との対談動画公開:複数本
  • 選挙事務所での勝利祈祷礼拝開催:少なくとも1回

これらが公職選挙法の「宗教団体等による選挙運動禁止」に抵触すると釜山市選管が判断し、高発(告発)。

ソン牧師は「祈りであり、信仰の告白。政治的中立を強要するのは憲法違反」と反論し続けていた。

「政治と宗教は分離できない」 牧師の核心主張

会見でソン牧師はさらに踏み込んだ。

「政治と宗教は分離できません。物価上昇率昨年比8%超金利が急騰しているのも政治です。それを祈らないでどうするんですか? 私は特定の候補を支持したのではなく、『祈れ』と言っただけ。私の良心に従っただけです」

差別禁止法反対、保守的価値観の堅持も繰り返し強調。

「これからも間違ったことがあれば、牧師だろうが教授だろうが一般国民だろうが声を上げなければなりません。教会は社会の監視者になるべきです」

即時控訴宣言 「信仰の代価を払う覚悟」

判決に不服。即時控訴を宣言したソン牧師は、控訴審で「信仰の代価を払う覚悟」を改めて示唆。

保守キリスト教界の象徴的事件。宗教の自由を最大限擁護する立場から見れば、この判決は「表現の自由への不当な制限」であり、ソン牧師の主張は「信仰に基づく正当な言論」そのものだ。米国までもが動いたこの一件、控訴審の行方はどうなるか――。もはや韓国だけの問題ではない、”国際宗教弾圧”問題だ。

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