FOXニュース トランプ大統領独占インタビュー:移民政策、経済、外交、そして個人的な素顔 - 2025年3月19日

FOXニュース トランプ大統領独占インタビュー:移民政策、経済、外交、そして個人的な素顔 - 2025年3月19日

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  • プロハマス活動家の国外追放
    コロンビア大学の元学生「カリル」を例に挙げ、プロハマス活動家を追放した実績に言及する。しかし、判事の介入で完全解決には至っていないと指摘。民主党がこの政策を「殺人者や国を憎む者」を支持するものとして利用していると批判しつつ、自身の政策の方が合理的だと主張する。
  • 投資ビザ(EB-5とゴールデンビザ)
    EB-5ビザ(80万ドル、約1億2000万円でグリーンカード取得)や提案中の「ゴールデンビザ」(500万ドル、約7億5000万円投資)について議論する。トランプ氏は、これを「アメリカ第一主義」に沿うものとし、500万ドル(約7億5000万円)投資なら100万件で5兆ドル(約750兆円)の資金が得られ、国の債務削減に役立つと説明。投資者は雇用を生み出す成功者である可能性が高いとし、不適切な人物は「返金して追放する」との方針を示す。これを「トランプカード」と名付ける案も挙げる。
2. 経済政策
  • 関税と経済成長
    2025年4月2日から「アメリカ解放」と称する関税政策を開始し、中国や他国からの「搾取」を終わらせると宣言。NATOEUの不公平な貿易を批判し、アメリカの経済を史上最強にすると意気込む。
  • 景気後退の懸念
    景気後退の可能性について問われると、自身の当選がなければ国は崩壊していたと主張。2025年には史上最強の経済を実現し、過去の実績(任期中の株価88%上昇)を例に挙げる。
  • 債務と金利
    年間1.2兆ドル(約180兆円)の債務負担がある中、金利を下げるには債務削減が必要だとし、関税収入や貿易是正でキャッシュフローを増やす計画を語る。
3. 外交
  • 中国とのサミット
    6月に習近平国家主席とのサミットが噂されるが、4月の関税政策が優先だと述べ、具体的な開催は未定とする。
  • ウクライナ・ロシア和平
    自身が関与することで和平交渉が進む可能性に触れ、バイデン政権が3500億ドル(約52兆5000億円)を費やした戦争に成果がなかったと批判する。
4. 個人的な話題
  • バロン・トランプ
    息子バロンの誕生日(3月20日)に触れ、技術への才能を称賛(「ラップトップを再起動できる」エピソード)。ビジネスや技術分野での将来を予測し、他の子供たち(エリック、ドン、ティファニー、イヴァンカ)も優秀だと自慢する。
  • 睡眠習慣
    睡眠が少ないことを認め、仕事への情熱がそれを支えていると語る。バイデン氏の「ビーチで眠れる」能力を皮肉りつつ、自身はそうできないと笑う。
  • オーバルオフィスの改装
    独立宣言書や歴代大統領の肖像画を飾り、ゴールドアクセントを加えた改装を紹介する。レーガンやワシントンの配置について質問し、「天使が幸運を呼ぶ」と語る。リゾリュートデスクや「コークボタン」(核兵器と誤解される)も披露する。
5. 政治的リスクと動機
  • 再出馬のリスク
    2020年選挙で圧勝したと感じたからこそ再出馬したと明かし、立候補しなければ法的な追及もなかっただろうと振り返る。それでも国のために「大きな賭け」に出たと強調する。
トランプ大統領は、「アメリカ第一主義」を基盤に、移民・経済・外交で大胆な政策を推進する姿勢を示す。個人的な魅力や家族への愛情、オーバルオフィスの改装を通じた歴史への敬意も垣間見せ、支持者へのメッセージを強化している。