国際勝共連合 :建国記念の日を機に、スパイ防止法と安全保障強化を訴える(全国一斉街頭演説 2025)

国際勝共連合 :建国記念の日を機に、スパイ防止法と安全保障強化を訴える(全国一斉街頭演説 2025)

 

国際勝共連合は、令和7年2月11日の建国記念の日を前後して、全国86か所の繁華街や主要駅前で街頭演説を実施した。

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長年「日本の建国を祝う会」の賛助団体として東京都内での告知活動や明治神宮会館での奉祝中央式典を支援してきた同連合は、昨年から今年にかけて「全国一斉街頭演説」を主催。

会員有志が国旗の下、「建国記念の日の由来」「政府主催の祝賀行事の実現」「スパイ防止法の制定」「安全保障体制の強化」などのテーマで訴えた。

 

この演説では、以下の政策が中心的なテーマとして挙げられている:
  • 憲法改正自衛隊の明記による防衛力強化)
  • 政府主導の建国記念式典(国民の愛国心と主体性の醸成)
  • 共産主義への警戒と安全保障強化(自由と平和の維持)
  • 歴史に基づく国家運営(過去の教訓を未来に活かす)
これらは、独立国家としての日本の主体性と誇りを強調しつつ、現実的な安全保障と国民の団結を求める政策提言。
1. 憲法改正自衛隊の明記
  • 政策提案: 日本国憲法の改正、特に第9条に自衛隊の存在を明記すること。
  • 目的: 日本人が自らの手で国土と国民を守るという独立国家としての最低限の意思を明確化する。
  • 背景: 自衛隊が現在も国を守る職務を果たしていることを国民が認め、その権威を公式に支持する形を作るため。
  • 意義: 憲法自衛隊を明記することで、国家防衛の責任を日本人が主体的に担う姿勢を内外に示す。
2. 政府主導の公式式典の確立
  • 政策提案: 建国を祝う式典を、今後は政府が主体となって公式に行う。
  • 現状: 保守的な団体が共同で式典を主催しているが、これを政府の責任とすることを大会決議文で誓約。
  • 目的: 国民の愛国心を高め、国の誕生日を国家レベルで祝う文化を根付かせる。
  • 主張: この国の「主人」である国民が主体的に歴史と国家を祝うべきであり、それが政府の役割に反映されるべき。
3. 共産主義への対抗と安全保障
  • 政策背景: マルクス主義国家(例: ソ連)は崩壊したが、中国や北朝鮮など依然として影響力を持つ国が存在し、共産主義が西側先進国に浸透していると指摘。
  • 政策スタンス: 現在の世界情勢が冷戦時代よりも危険であるとの認識を示し、自由と平和を守るための強固な国家姿勢を求める。
  • 目的: 日本が共産主義の脅威に立ち向かい、自由を守るための政策を強化する。特に自衛隊の役割強化と国民の覚悟が重要。
4. 歴史の教訓を活かした国家運営
  • 政策提案: 日本の歴史(良い時も悪い時も含む)を教訓とし、現在の時代を正しく導く。
  • 具体策: 歴史を踏まえた「日本のかじ取り」を進め、未来や世界に向けて日本の誇りを示す政策を推進。
  • 目的: 過去の経験を政策に反映させ、国家のアイデンティティを強化しつつ、国際社会での地位を高める。